月曜の通級は行かなかった。
なぜなら二度寝してしまったらしい。
今週からテキストをやると言っていたが、結局月曜は手をつけることなく過ぎ
翌日の塾でハマダ先生に説得され
その晩から3日間続けてなんとか2ページずつやっているようだった。
教材として与えているプラモデルはなかなか完成しない。
休みの日は放っておけば昼過ぎまで爆睡している。
もちろん前夜は深夜までゲームをしているわけで。
それでもご褒美なしでテキストをわずか2ページでもやり続けているのは奇跡である。
そこは、そこだけは、褒めてやらねばならない。
低空飛行ではあるがゆるりゆるりと飛び立とうとしているのだ。
あれから「書き写す問題」は解決していない。理由はまだ聞いていない。
私が「高校はあらゆるツールが使えるんだから、今のうちにどんどん試してみたらいいよ。
それに必要な道具があれば買ってあげるから言ってね」というと
「うーん・・・でも、そういうものに頼ってしまうと努力しなくなるから使いたくない」と息子。
一見、とても立派なことを言っているように聞こえる。
しかし、視力が悪い人が眼鏡をかけずに必死に字を読もうとしても無理である。
眼鏡というツールが必要だ。
もしかして、息子は自分が苦手なことはすべて自分の努力不足だと考えているのか?
自分が発達障害だとは認めていないのか?
あるいはどの部分が障害でどの部分が努力不足なのかわかっていないのか??
高校で板書が不安だというからあらかじめ高校での板書撮影を許可してもらっている。
そのことに息子は安堵していたようだけど、本心は「ズルしちゃってごめんなさい」という気持ちがあるのだろうか?
「あのね、努力してもできることとできないことがあるんだよ。だからできなければ道具に頼っていいんだよ。
あなただって眼鏡、かけるでしょ?それと同じ」
と説明しても
反応は薄かった。
自分ができないことが努力不足だと思っていて
でも努力する気は全くなくて
かといって代替品に頼ることは悪と思っていて
でもお母ちゃんにやってもらうことは厭わなくて
でも片付けや整理整頓を勝手にやると異常に怒る。
私が以前息子がお風呂を沸かしておいてくれた晩に
帰宅早々「あー、仕事から帰ってお風呂が沸いてるなんて
天国だよ~こんな幸せなことないよ~」と言ったことがある。
その時はほんまに疲れてへとへとだったので本音を言ったのだが
それを聞いた息子は「そんなことで?」と驚いていた。
それまでは私が帰宅して「お風呂湧いてる?」と聞いてから
「あ!」と言って慌ててスイッチを入れることが多かった。
しかしそれ以後、私が帰宅するまでにはお風呂が沸いているようになった。
低空飛行だがゆるりゆるりと飛び立とうとしているのだ。
中学卒業まであと1か月ちょっと。
今日も息子はまだ寝ている。