よく、稚魚が消えていく過程を自虐的に、
「順調に減っています」などと申します。
しかし、トニナ水槽のカンディディ稚魚さんたちに関しては、
順調なんて言葉では言い足りない程の減りっぷりです。
初めから予測はしていたものの、ちょっと切ないです。
可愛かったよキミたち・・・10日現在、目視で確認できたのはわずかに2匹となりました。
初回の産卵ではフィルター2411の後ろに産んでしまった♀2号ちゃん。
稚魚は泳ぎだすところまで行きましたが、すぐ消えてしまいました。
ここではまずいので、もっと良い産卵床を作ってやろうと、岩のような流木を入れました。
それは正解だったらしく、流木の穴に産み、今度も泳いでブラインを食べるようになりました。
でも、残らないだろうなぁとは思ってた。
理由はいくつかあります。
・ 水草水槽なので、CO2を添加しています。
これだと、昼夜のpHに差が出てしまうため、デリケートな稚魚には厳しいと思うのです。
・ 同居の魚がいる混泳水槽。
トーマシーやハニーが元気よく泳いでいるわけで、油断禁物あっという間に口の中~。
もうひとつ、これは想定外でしたが、
・ お父さんが稚魚を奪う!
お母さんと張り合って、稚魚を持っていくのです。
♀ちゃんに近づいて尾びれであおったり、ボディアタックしたり。
「来たわね・・・」
えいっ!
「キャッ」
そして稚魚をくわえて、
口に含んで、「もぐもぐ」。
えっ?と思っていると、好きな場所に「ぺっ」と出しています。
食べてはいない。
しかし、あの「もぐもぐ」は何なのだ?
確かに口をもごもご動かすのですよ。
でも、お師匠様には「水が悪い!」。の一言で済まされそうな(笑)。
言われる前に言っておきます(笑)。
そんなこんなで風前のともしびとなったカンディディ稚魚さんです。
せめて、その姿を画像にとどめておくことにします。
ちぎょー。
しかしやはりオスが強い。
♀ちゃん、迫力の蛇模様が消えています。
腹ビレきれいだなぁ。
というわけでトニナ水槽の方は望み薄ですが、
スポンジ水槽の稚魚は残るんじゃないかと踏んでおります。
うっそうハウスの後ろに連れて行ってしまって確認できない、もどかしい状況です。
でも、お腹がすいたら出てくるのだ(笑)。
ブラインタイムは狙い時です。
大・中・極小、こいのぼりよろしく並びました。
ソイル上の稚魚さん、見えますか?
ちょっと寄ります。いるいる。
美しいご夫妻です。
こちらのペアは仲良しで、安心です。
残ると思う、多分。
育つ過程を見せておくれ~、ね!
おさかなさんも、個性いろいろ。ぽち。
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