携帯が鳴る、こんな時に父から電話だ。
いつもと変わりなく出たつもりだったが
「何だ…疲れたような声だなぁ」と父が言った。
父との電話で痛くてしんどくても
泣く事を見せてこなかったわたしは
「もう見せてもいいな…弱い時の自分正直に
出していい」と自分に許可を出せて
「腕が手が痛いんだよ…」と伝え泣きました。
父は案の定 新しい薬
病院に行き検査だけでもと思うけど
太陽(わたし)がそれは嫌だと言うなら
仕方がないけれど…と声を低く
心配そうに言いました。
父の思う事は、聞かなくても分かっていた事で
わたしの症状を見たりする度に、
父が口にする事なので
余計に父に弱みを見せる事への
抵抗がわたしの中にあったんだなと
氣が付きました。
それでも それを分かった上で
不安に襲われてしんどい自分を
素直に父に見せる事が出来たのは
わたしにとっては、素晴らしいこと
緊張が解けて 甘えられて
よかったんではないかと思います。
実際、電話を切った後
心とからだが楽になったから。
自分に出てきた 恐れや感情を
無視することは出来ないのだから
不安や恐れを無くそうと
頑張る必要はないよね、と思います。
