こんにちは。

 

今回は、いつもの毎日コーデブログから少し離れて

「パーソナルカラーはアテになるのか?」

について、個人的に思っていることを書いてみますね。

 

私は、その道のプロではなく

単なる服好きのアラフォーなので、一意見として聞いていただければと思います。

 

服を選んで着るのって

 

心地よくいたい(自分が)

こう見せたい(他人に)

 

と、満足かつコミュニケーションのひとつだと思いますが

 

双方を満たすには

「似合っていること」

これが前提なのではないでしょうか。

 

その似合っている、を探すために

「パーソナルカラー」があるのだと思います。

 

実際にこのような診断を受けて

似合うものが分かった方は本当にハッピー!

 

でも、しっくりこない。

なんだか好みじゃない。

そんな風に思っていらっしゃる方もいるのでは?

 

私がその一人で、

逆に「自分に似合うもの」がますます分からくなってしまって

結局、どうしたらいいのか混乱気味・・・。

 

私の経験を通して

ファッションジプシーに陥って

何を選んでいいか分からなくなった方のご参考になればと思います。

 

私のパーソナルカラー診断体験・・・冬、夏、春・・・?!

肌や髪、瞳の色など自分の持った色で、似合う色が分かる!
そう聞いて
面白そう!ワクワクする!と軽い気持ちで受けたパーソナルカラー診断。
 
最初に言われたのは、「冬」タイプ。
冬タイプと言えば
黒を代表とする「濃くて、重い、もしくは、真っ白やアイシーカラー」
が似合うとされています。
 
ですが、ここで思った「ほんとにっ?!」
 
美容院で、白から黒のケープに付け替えた瞬間
アダムスファミリーばりの、コワイ感が出ていたのですが。
 
案の定、黒い服や冬カラーと言われる服を着ていると
「なんか疲れてる?」と言われることが多くて
「じゃあ、冬じゃなければ何なの?」と、再度診断してもらうことに。
 
次に向かったのは、資〇堂。
安心の資〇堂。その分人気で
予約は2カ月近く待ちました。
 
その結果は、「夏」タイプ。
どうもブルーベースらしいのですが。
 
ピンクリップに、ピンクチーク
まるで別人に変身!
 
変身願望が叶って、喜んでいたのもつかの間。
夏カラーである、アジサイカラーを試着してみると
「なんか、存在薄い人・・・、というか、服が安っぽくペラペラに見える!」
そして、夏カラーでメイクした写真を後から見ると
ノーメイクに見える・・・。
 
納得いかん!!
と思っていた矢先、お友達がパーソナルカラー診断、2人で診断に行くと割引になるから行かない―?
と誘ってくれたこともあって、
最後見て貰おうと行ってみたら
まさかの「春」タイプ
 
どうなっちゃてるの?!とつっこみたくなりましたが。

パーソナルカラーは診断者の価値観によって左右される?

まず、なぜ冬と診断されたかは、肌の強さと瞳の虹彩に冬タイプ独特の「スポーク」なる車輪のようなものがあったようなので。
この診断者さんは、理論にあてはめて診断されるタイプだったのかもしれません。
 
そして資〇堂。
 
ドレープを当ててみた印象は
春だと、顔が膨らんで見える。
夏だと、顔色が白く見える。
秋だと、顔色が黄ばんで見える。
冬だと、顔色が青白く見える。
日本の美意識として、「色白である」ということは、美しさの一つとされています。
きっとその「日本的美意識」に沿って診断した結果、夏になったのではと思います。
 
最後に診断された「春タイプ」
やはりドレープを当てた時の顔うつりは、上記と変わらないのですが
事前に
「顔色は、別に白く見えなくていいんですよ。それより健康的、ジューシー、生物として美味しそう!と思われるほうがいい。」
と事前に話していたからか、「健康的に見えるのはコレ!」ということで、春タイプに落ち着く・・・
 
そして実際に、春カラーでメイクをしてもらうと
顔から浮くわ、浮くわ・・。
 
診断者も「アレ?」といった困惑顔を隠せない・・・笑
 
結局、
派手顔だから顔に色は乗せないで
骨格を活かしたメイクがいいんでないか。ということで落ち着く・・・(しかなかったあせる
 
ってそんなのでいいの?色関係なくない?!
という結果になりましたが。
 
こちらの診断者は、「お客さんの理想を叶えるため」のカラー診断をされたのかもしれません。
 
診断者が、何を基準に選ぶかによって診断結果はまちまちなことに気づきます。
結局、似合う色ってなに?ということになりますよね。
 

パーソナルカラー、結局何を基準に選べばよいのか?

 
こういうパーソナルカラー診断がしっくりこない人は
どんな色味にも合うものを持っていて、色の当たり前に持つ効果を受けやすいと言えるのではないでしょうか?
黄色は温かみを帯びてみえるし
青は青白く見せる。
 
黒は、影を作る分輪郭を際立たせる(シワやたるみがあれば、そこをしっかり強調されるし)
白は、光の効果で影を飛ばす。(しかし強い色なので単色だと白が浮いて見える)
 
年を重ねると、どうしても個々のエッジが薄れるし
コントラストも弱くなる。
 
だから、彩度を抑えめにして
明度を明るめにしたものであれば
ベースの色は関係なく、似合わせられるのではないかと思います。
 

色の持つ印象と、自分の持ち味を合わせる

そして、一番大事だなと思う事。
色にはそれぞれに印象がありますよね。
 
ピンクなら女性らしさ、柔らかさ・・・
オレンジなら、陽気、フレッシュ
赤は情熱。
 
そんな、色の持つ印象が自分の持ち味、キャラクターとあっているのか?
好みでも良いと思います。
 
いぶし銀の渋さを持つ、落ち着いた印象の女性が
ピンク・ラブリーにしていたら、その人の良さをかき消してしまっているし
 
小動物的な、妹的なキャラクターの女性が
全身黒に赤リップだと、かっこいいどころか何かに病んでしまったのか?心配になります。
 
自分はどういう持ち味なのか?
元気な笑顔が似合うのか
口角を少し上げ、ゆるんだ目元で優しいほほえみが似合うのか
斜め45度からの視線が似合うのか
 
自分の魅力を深堀してみると、新しい発見があるかもしれませんね。