こんにちは。
皆様、お変わりありませんか?
今年の夏は本当に暑かったですね。
…だから、というわけでもないのですが、
ブログ更新をすっかり怠ってしまいました。
卵巣デルモイド(←今までの経緯はこちら)の手術を
8月に受けてきました。
手術した病院は
地元の婦人科クリニックから紹介された
地域の基幹病院なのですが、
医師の働き方改革なのか、なんなのかよくわからないのですが、
「担当医」を作らないことにしているという、少し変わった病院でした。
なので、
通院する度に別の先生の診察を受けました。
そして、こんなこともありました。
その日に「初めまして」の先生に、
何をする手術かとか、
手術で起こり得る合併症についてとか、
万一大出血を起こしたときには輸血に同意するか、
等の説明を受け、書面にサインして提出するように言われたのですが、
「それで、(今説明してくださっている)先生が手術するのですか?」
と聞くと、
「それはまだ決まっていない。入院してから手術前日に決める。」
との返答でした。
腹腔鏡下で行える、わりと簡単な手術らしいのですが、
それでも全身麻酔でいろいろと管につながれる予定の身としては、
「手術の説明をした先生と、
実際に手術をする先生が(おそらく)別人である」
という状況に、多少なりとも不安を感じずにはいられませんでした。
とは言っても、
病院が「無・担当医」制でやっているというのですから、
患者は黙っていうことを聞くしかないのですけれど…。
それで、
入院一週間前から毎日体温測定・健康観察をして
(←ここで感染症の兆候が出たりしたら、
予定通り入院・手術ができないなどの
ややこしいことになりそうだったので、
気合を入れて節制して過ごしました)
無事に入院日を迎えました。
この日に「初めまして」のN先生が、
主治医だそうです。
まるで息子のような若いN先生です。
物腰がやわらかくて、乳幼児が好きそうで、
いかにも産科が似合いそうな先生です。
産婦人科という緊急手術が多くて激務な科を選ばれた、
志の高い先生だということはわかります。
でも、心の中では
「手術予定患者の主治医としては、少し若すぎませんか?」と
思わずにはいられませんでした。
「先生が執刀するのですか?」とは、
口が裂けても聞けず、
手術説明の時の(別の)先生が、
「まあ、簡単な手術なので、
この紙にはいろいろと合併症が書かれているけれど、
こういうことは起きないと思います」
と言っていたことを思い出して、
不安をかき消しながら、手術前夜を過ごしました。
続く