こんにちは。

今回は、前に書いた毒歯科医に対する

今の私の気持ちを書いています。

思いきりネガティブです。すみません。

 

 

 

永久歯は、本人の身体の一部です。

 

一本で、数百万円の価値のあるものです。

 

ある無知な歯科医が何の科学的根拠もなく

「歯列からはみ出ているので、

(今は完全に健全だけれど)将来は虫歯になる」と思った。

 

たったそれだけのことで、

本人(当時15歳)は

「抜歯はいやだ」とはっきりと言ったのにもかかわらず、

毒親の親権を利用されて、

右上の奥歯(5番)を抜かれました。

 

(親権利用の経緯については、こちら↓を見て頂けると、

嬉しいです。毒親と歯 -4- 毒親と歯 -5-

 

 

このような非常識かつ卑怯なやり方での抜歯処置でも

未成年なんだから黙って、

医療行為としてありがたく受け入れろ

というのが、

この歯科医(と毒親)の考え方なのでしょう。

 

でも、当時の私も、現在アラフィフの私も、

そんな考えは受け入れられません。

 

仮に、15歳の私を初診したのが、

まともな歯科医だったとしたら、

その先生が真っ先に思いつく医療的対応は、

 

「過蓋咬合だし、舌側転位もあるので、

矯正治療を勧める(注1)

でしょう。

 

これ以外にあり得ません。

 

しかし、私の歯を奪った歯科医は昨年、

「(抜歯に関して)自分は何も間違ったことはしていない

と言い張りました。

 

右上5番がはみ出ていると、

「4番5番6番が同時に虫歯になる可能性があり、

そうなった場合の治療が難しくなり」

「5番が舌に接し舌が傷つくおそれがある」ため、

5番は抜歯対象だ、と言いました。

 

そして、

「4番6番の保存のため、5番は抜歯となった」

とも言っています。

 

毒歯科医直筆のカルテによれば、

4番も5番も健全歯、

6番は小さなアマルガムが入っていただけ

(←2次カリエスなし)

だったんですけどね。

 

「4番6番の保存のため」って、

ずいぶんと大げさな言い方ですね。

笑っちゃいます。

 

日本全国の数ある患者さんの中には、

歯列からはみ出ている歯があって、

その歯のことを「じゃまだ。抜歯したい。」と

感じている方もいるかもしれません。

 

実際、そういう相談をネットで見たことがあります。

 

そういった場合のボランティアの先生方のお答えは、

「まずは歯列矯正を検討してほしい。」でした。

そして、

矯正が金銭的に難しくて、本人が抜歯を望むなら

本人希望に応じるようにはするけれど、

本音では健全歯の抜歯はしたくないと思っている」

ということでした。いい先生ですね。

 

私の場合は、

本人がそもそも抜歯を望んでいませんでした

右上5番は自分が成人するまでは

そのままにしておいて、

成人してから矯正を含めて対処方法を考えよう、

と思っていたのです。

 

それなのに、この毒歯科医は

歯列矯正を勧めることはただの一度もなく

「とりあえずはそのまま放置しておく」

という本人希望も容認せず

ただ「抜歯一択」を毒親を介して押し付けておいて、

自分は何も間違ったことはしていない

のだそうです。

 

私(=抜歯当時15歳、今アラフィフ)は、

そんな捨て台詞、受け入れることはできません。

許せません。

 

マイルドな言い方をするならば、

「インフォームド・コンセント」義務違反です。

①本人に抜歯処置のメリット・デメリットを

説明することも、

②本人から同意を得ることも、

どちらも行われていません。

 

 

そして、私の心の中を正直に言ってもよいのなら、

「この歯科医のやったことは、傷害行為に等しい」

と思っています。

 

もし、

(歯科)医師免許をもっているだけで、

本人の同意を得ずに、

健康な体の一部を切り取っても、

「傷害行為」には該当せず、

「(歯科医として)何も間違ったことはしていない」と

言い張って、それがそのまま認められるというのなら、

「法律自体がおかしい」と思います。

 

 

右側だけ、健全な奥歯を抜かれて、

そして、抜歯後の隙間(2~3ミリ)を

そのまま放置されたことによって、

抜歯後何年もかけて、

かみ合わせの高さが右側だけ低くなり、

歯列は右に流れ、

顎と顔は歪み、

(初対面の人におびえた表情で

口元を凝視されたこともあります)

頭痛に悩まされ、

心理的にも身体的にも社会的にも

つらい数十年を過ごしました。

 

今、アラフィフの私が

「15歳の私」のためにできることは、

この歯科医に「誠意ある謝罪」を求めることだと

思っています。

 

周囲の、本来なら養育してくれるはずの大人たちに

ぞんざいに扱われて、

誰にも気持ちをわかってもらえなくて、

助けてもらえなくて、

一人で泣いている15歳の私を、

せめて、

今、自立した大人である私が

守ってやりたいと思っています。

 

(注1)

この程度の知識すら持たない人物が、

MEAWの講習を受けただけで

(もちろん認定医の資格などもっていない状態で)

矯正を行っているという現実に、

やりきれない思いでいっぱいです。

 

この歯科医が開業している数十年の間に、

一体何人の不幸な患者が生まれたのでしょうね。

 

そして治療・処置への疑問を歯科医に訴えても、

いい加減なことをのらりくらりと言われて、

はぐらかされて、

今までに一体何人の患者が

唇をかみしめて泣いたのでしょうね。