(このページを読む前に、

お手数で申し訳ありませんが、

歯科医療のしくみを改善してほしい -1-

をお読みいただけますと嬉しいです。)

 

 

未成年に対する医療は

親(保護者)の承諾を得れば

本人の意思を無視して行っても法に問われません。

 

これって、

「親たるものは、

常に子どもの将来の幸せを願い、

理性と健全な愛情をもって

子どもに関する事項を決定する」

という性善説を前提としていますよね。

 

毒親の存在を無視していますよね。

 

でも、世の中には

子どもの将来より自分達の都合

(例えば「歯列矯正より抜歯の方が安価である」、

「自分の思い通りに子どもを支配するのが楽しい」など)

を優先し、

子どもに害を与えることを何とも思わない毒親が

確かに一定数いるのです。

 

そんな毒親から

子どもを守るために必要なのは、

まず第一に、

インフォームド・コンセントの手続きを

例え未成年者に対してであっても、

成人に対するのと同様、

本人相手に誠実に行なうことでしょう。

 

そして、

抜歯や歯列矯正や手術などに対して

(毒)親がyesといった場合でも、

子ども本人がnoというのなら、

子どもの意思の方を優先させることでしょう。

 

子どもが幼児の場合は、

難しいこともあるかもしれませんが、

当時の私のように15歳にもなっていれば、

判断能力は十分にあるとは思いませんか?

 

それなのに、子ども本人の意思より

(毒)親の意思を優先させることは、

子どもの基本的人権を侵害し、

子どもをペットや物扱いすることに他なりません。

 

「インフォームド・コンセントの手続きは

未成年者に対しても誠実に行ってほしい。

そして、子ども本人の意思を優先してほしい。」

 

これは、毒親育ちの私の、

医療従事者の方々に対する

心からのお願いです。

 

そして、

今までの自分の歯科医院での経験や、

周りで聞いたり、

ネットで読んだりした話から思うのは、

他にも制度やしくみの面で

歯科医療の世界には

いろいろと改善が必要なんじゃないか

ということです。

 

「歯医者さんに行って

治療してもらったら

かえってつらくなった」

という話が多くないですか?

 

そんなわけで、

勝手ではありますが、

個人的な経験をもとに、

歯科医療のしくみで

改善してほしいと思っていることを

幾つかあげてみることにしました。

 

歯医者さんで

つらい思いをした人たちが、

それぞれの経験から少しずつでも

声をあげていったら、

いつか消費者庁か、厚生労働省か、

文部科学省かどこかの、

医療のしくみを変えることのできる人の目に

留まることもあるのではないか。

 

そんな風に期待したいです。

 

ー 続く ー