深い闇です。

 

正中が合っていなくて、

下顎がずれて顔が歪んだ状態って

精神的にも身体的にも社会的にも、

本当につらいんです。

 

写真に写るのが苦手、

鏡を見るのがつらい、

リップを塗るなどのメイクが憂鬱、

うまく笑えない、

笑っているつもりが能面にしか見えない、

自信がもてない、

顎が痛くて開かない、

頭痛がひどい。

 

抜歯後、

何年もかけて顎が歪んでしまった娘のことを

父親自ら

「かわいくない。口なんか曲がっているじゃないか。」と

晩酌のネタに愚痴ることもありました。

 

 

私が歯や歯並びで苦しんだのは、

毒親が無知で

ヘルスリテラシーが低かったからだけなのでしょうか。

 

学校の検診で薦められた

歯列矯正はさせない一方で、

安価な抜歯は

本人の意思を無視して強要する親。

 

親が矯正のお金を出せないというのなら、

はみ出ている歯はそのまま放置して

大人になってから矯正するなりなんなり、

自分で対処するつもりだった子ども本人。

 

あの時「抜歯しないでそのまま放置」案を

採用したとして、

それによって家族の誰かに

何かとんでもない迷惑をかけたのでしょうか。

 

子どもの人格を無視して、

自分勝手な都合で

子どもを思い通りにコントロールしたい、

そしてこどもが負うダメージが大きいほど

親の高揚感が増すという

人としての冷たさ、残虐な支配欲を

親に感じるのは私だけでしょうか。

 

ー 続く ー