こんばんは。
ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?明日が最終日ですね。私は、娘とフェスに行った以外はほぼお仕事でした。お店には帰省して来た方や、遠方からのお客様がたくさん来てくれて賑やかなゴールデンウィークを過ごすことができて楽しかったです。ありがとうございました。

そしてこのお休みの間に一つ素敵なエピソードを頂いたので、書こうと思います。

お話してくれたのは、何度かお店に来てくれていたご婦人です。先日一緒にご友人と買い物に来てくれました。その日、そのご友人は母の日のギフトとご自分用のものも何点かご購入くださいました。

そしてその母の日ギフトは、訳あって今まで何十年も渡したことがなかったご自分のお母さんへの母の日のプレゼントだったそうです。青空社で買い物中に渡すことを決断してくれたと聞き、さらに目頭が熱くなりました。小さな小さな雑貨屋が誰かの背中を押すことができた、そんな喜びの気持ちからかもしれません。



母の日のプレゼントは、手紙一枚でも電話一本でも、花一輪でもいいと私は思います。それが、もしかしたらそこからの人生の大きな分岐点になるかもしれない。私自身、離れて暮らしていた父親にそんな感謝の気持ちを伝えることなく、父は他界してしまいました。もう15年も前のことです。親には親の、子には子の事情があります。そんなことをふんわりと考えました。



これもまた誰かの何かのきっかけになればいいな。