ビタミンB3飲んだら筋力がまし、頭がさえ、皮膚温が上がり、お腹が空きにくくなりました | 青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

表参道にある青山ヒフ科クリニック 院長 亀山孝一郎のブログです。

最近ビタミンCだけでなくビタミンB群を高濃度配合した毛穴レスローションを塗ったら

妙に肌の調子がいいので、導入をするだけでなくビタミンB1,3,5,7,9を今迄のビタミンB2,B6と一緒に

飲むようにしました。

 

そうしたら妙に体調が良くなりました。

  • 皮膚温が上がり、手足がいつもポカポカするようになりました。
  • 便秘が治りました。
  • 診療の合間に英語の論文をずっと読んでいても頭が疲れなくなりました。
  • 頭がボーっとしてくるのが定番なのですが、それがなくなり、いつも頭が冴えています。
  • 夕方、お腹があまりすかなくなりました。
  • 筋力が増しました。
  • さらにスキンケアで肌がつるつる、ぴかぴかになり、数年前の顔に若返りました。

このようなことが体に起こりました。

 

いろいろ調べてみると ビタミンB群はアミノ酸、炭水化物、脂質の代謝を亢進するのでATPがたくさん作られ、肌の代謝が亢進してアンチエイジングということがすぐわかりました。

特に頭が冴え、筋力の増加が顕著に起こったので、なぜだろう?といろいろ調べてみたら、興味深いことがわかりました。

 

全身で一番ミトコンドリアが頑張っている、あるいは酷使されている

臓器は脳と筋肉なのです。

 

そのため、ミトコンドリアの代謝が活発になると、

調子がとてもよくなるのが考える事と骨格筋を使用する運動です。

 

逆に、ミトコンンドリアのDNAなどが変異してミトコンドリアの活性が低下すると

筋力低下、思考能力低下が起きます。

これをミトコンドリア脳筋症といいます。

 

ミトコンドリアが元気になると一番自覚しやすいのが、精神的活動と運動ですが

朝から診療の間、ずっと論文を読んだり、プレゼンテーションの資料を作製しても疲れない、これには大変驚きました(興味がある論文の場合です。つまらない論文だと眠くなります)。また、筋肉には大量のミトコンドリアがあり、これがビタミンC+ビタミンB群で活性化したわけです。

 

消化器の周囲の平滑筋も活性化して便秘が治ったのでしょう。

便秘にはビタミンB5が効果的だとされています。

食事後には大胸筋などが活性化するのがわかります(筋肉が熱を持ちます)。

筋肉が ready to use になっているのでジムでもすぐアップできます。

びっくりしたのは筋力も増強してきたことです。

今まで7番アイアンでヘッドスピード(HD)40m/秒を超えたことはなかったのですが、先日、42.7 がでました。

ドライバ―もここ数年45を超えたことはなかったのですが、昨日46.4が出ました。

この値は40代の頃のものです。 

先日向かい風でも260ヤード近くドライバ―の飛距離がでたのもそのせいでしょう。

平常時のミトコンドリアの状態です。ATPは少し産生されます。

 

ビタミンCやB群を摂取した時のミトコンドリアの状態です。

ATPは筋の収縮に必要です。大量のATPが生じた事、筋のミトコンドリアが増加したことで筋力が増したのでしょう。

(ちなみに先日のプレイでは大たたきしました。筋力とそれを統治する総合的な能力がゴルフには必要です。「亀山さん、パワーあるね」といわれましたが、亀山さん、うまいですねとは言われませんでした。(笑))

 

さて、お腹が空きにくくなったのはどうしてでしょう?

ビタミンB3を摂取すると、FGF21という絶食サイトカインが分泌されます。

これは絶食時に分泌されるホルモンで脂肪の分解作用を持っていることが知られてきました。さらに調べると、FGF21は抗肥満作用を持つだけでなく摂食中枢を抑制することが最近報告されました。

これらの報告により、

ビタミンB3をとるとFGF21が分泌されて、脂肪が分解して痩せるだけでなく、食欲も抑えられる。さらに筋や皮膚の代謝が亢進して、メリハリのある体と美しい皮膚が手に入るということです。

 

皆さんもぜひお試しください。

ビタミンB2、6に加えてB3、5で十分効果が実感できると思います。