こんにちは。
青山エルクリニック院長の杉野です。

 

昨日のブログ「日本カンナビノイド学会でした」をアップしたところ、
お友達のドクターからさまざまな反響をいただきました。
 

カンナビノイドって何だろう?と疑問を持っていただけるのが最初の一歩ですので、ご興味を持っていただけて嬉しいです。

カンナビノイドとは薬用植物アサ(大麻)に含まれる生理活性物質の総称で、

現在121種類ものカンナビノイドが発見されています。

アサは古くから日本でも薬として使われており、種は漢方薬の麻子仁(ましにん)です。
七味唐辛子に入っている大きな粒もアサの種です。

医療関係者の皆様には、日本カンナビノイド学会編の

「カンナビノイドの医学」を読んでいただくのがもっとも良いと思います。
ご購入はたとえば こちら


カンナビノイドが何に役に立つのか、早く理解いただくには動画をご覧いただいた方が早いので、

CNNで放映されたWEEDという番組の動画をご覧ください。
1本45分程度ですので、お時間のある時に少しずつどうぞ。

エドワード・マー先生のご講演で出てきたシャーロットちゃんという重症てんかんの女の子を取材しています。

 

WEED(2013)日本語字幕付き

 

WEED2(2014)日本語字幕付き 日光などの刺激で発作を起こすヴィヴィアンちゃんがメイン。

こちらにはマー先生もインタビューされています。

 

WEED3(2015)英語のみ 字幕の所をクリックする英語字幕付きで観ることができます。

PTSD、アルツハイマー病などに 脳細胞の保護作用。

アメリカでは退役軍人が毎日24人PTSDで自殺しているという驚き。

 

 

 


WEED4(2018) 英語のみ 字幕の所をクリックする英語字幕付きで観ることができます。

スポーツ外傷後の疼痛の緩和に 
アメリカでは疼痛治療のために処方されたオピオイドにより中毒になり亡くなる方が多い

オピオイドの代わりに大麻を疼痛治療に使用し、オピオイド中毒から脱出する
エピディオレックスのFDA認可への動き

 

CNNのサイトの方が絵がきれいでした。
https://edition.cnn.com/videos/health/2018/04/23/weed-4-pot-vs-pills-trailer.cnn

 

アメリカでも患者さんたちからの要求や長年の研究と検討の結果、
今年、米国FDAは
重症てんかん治療薬 として

エピディオレックスを認可しました
ドラべ症候群、レノックスガトー症候群への適応となります。
カンナビジオール(カンナビノイドの1種類でさまざまな効果を持つ)が主成分であり、

向精神成分のTHCはほとんど含まれていません。

おそらく今年の10月からアメリカでは処方可能になるでしょう。

 

 

 

動画を観て同じ症状を持つお子様に使ってみたいと思われる親御さんがいらっしゃるかもしれません。

しかし残念ながらエピディオレックスを日本で使うことは今のところ不可能です。

 

エピディオレックスの原料は向精神成分のTHCがほとんど含まれず、

精神に影響を与えないCBDを高濃度に含む品種の大麻です。
カンナビノイドは花穂や葉に最も高濃度に含まれるので、それを主原料に使っているでしょう。

しかし品種や成分ににかかわらず、我が国の大麻取締法では大麻の種と茎以外の部分を原料として使うことは認められていません。

ですから花穂や葉が主原料だと思われるエピディオレックスの個人輸入は許可されないでしょう。
このようなお薬が日本で専門医が処方できるようになるのはいつのことでしょうか。

 

 

 

 

健康食品として日本で販売されているカンナビジオール(CBD)オイルは、
アサの種と茎のみを原料としていますので、法律的に問題がありません。
カンナビジオールは抗酸化作用が高く、アンチエイジングのためにもよいサプリメントだと思われます。
健康維持のためにお使いになりたい方はご相談ください。

 

http://www.aoyama-eluclinic.com/