このドラマ、凄くシリーズが多くて
延々と見続けています。(笑)
患者の病気を中心に、病院スタッフの人間関係とか
患者の親子関係、背景、患者本人の生活履歴など、いろんな問題を
幅広く映し出しては、病気の原因に繋げていく
そのストーリーの多彩さに、飽きずに見続けられのだ。
中でも興味深いのは、親子関係です。
色んな情景での親子関係が、取沙汰されていて
改めて外からは見えない親子関係や、家庭の在り方が
赤裸々に見えていて、「あぁ~、あるよね、ありがちだよね~」と
思える問題点や、歪みなどの醜さを垣間見る。
我が家も問題だらけの家族ではあるから。
とても親近感を感じて、共感してしまう。
家族とか夫婦、親子って近すぎるが故に
歪みやすいし、甘えが出て揉めやすくもあり。
親は親で、自分のコト優先になりがちで
親のメンツとか世間体とかに、取り付かれ
まだ幼い未完成で、世間を知らない子供に世間体を押し付ける。
実は親って、メンツや世間体などかなぐり捨てて
わが子を守る立場の人なのになぁ~と、思いながら
歯がゆさを感じつつドラマを見ている。
親も親として未完成だけれど、子供はもっと未完成で
経験不足で、間違いや思い違いを起こす存在なのに。
その問題を解決することから逃げて、向き合わずに
自分の世間体や立場、人からの評価を守ろうと必死になっていて
はたから見たら滑稽で、情けなく、悲しく見えてしまう。
こうして映画やドラマ、小説などを飽きずに漁っては見続けるのは
そのバーチャルの中で、疑似体験した人間模様を学んで
自らを省みて、こんな人間にはなりたくない! と
自分自身をプロデュースしても常に更新して、アップデートするためでもある。
なりたい自分、そうありたい自分を探求するのは
脳トレでもあるけれど、思考停止しない脳の快楽でもあるかも?
もう一つ、興味深かったのは
タトゥに、金属製のインクがあると言うこと。
何かの重大な病気の検査で、MRIを使うとき
磁力で検査するMRIに、タトゥのインクが反応して引き付けられる。
凄い痛みと苦痛を伴うらしい。
タトゥなどには、興味も無かったが。
海外の人は、タトゥが多いですよね。
特にミュージシャンとか、芸術家?
日本人にも、一定数居る。
タトゥは興味が無い私だって、もしものMRIなんて
想像も考えたことも無い。
でもMRIは、かなり不快だ。
宇宙船に乗せられて、一人ロケットで宇宙に行かされた気分になった。
機器の音が、宇宙船っぽい。
そして狭い機内が、恐怖感を誘う。