この映画、ずっと気になっていて
 
ポスレンでも人気で、ナカナカ借りられなかったのが
 
やっと観る事が出来ました。
 
 
とても暗いテーマの映画ですが、
 
自分の過去を見ているみたいで、とても切なくて
 
涙無には見られなかった。
 
 
逃げる場所があって、ホントに良かったね、って。
 
映画の中の少女に、共感してしまった。
 
 
家庭内の虐待って、外からは一切見えなくて、気づかれないんです。
 
私の場合は、両親ともに暴力で・・・
 
洋服の仕立てを仕事にしていた母の周りには
 
危険な武器が、沢山ありました。
 
竹で出来た長い物差しがあって、いつもそれで叩かれていた。
 
仕舞にはその物差しが割れてしまって・・・。
 
そんなコトを、小学校の作文で書いたらしいです。
 
記憶には無いけれど。
 
担任の教師が家庭訪問の時に「物差しで叩くんですってね~」と
 
母に言ったらしいです。
 
 
父親はもっと凄くて・・・母の使っていた布を切る
 
凄く良く切れる裁ちばさみで、私の髪を切りました。
 
「やめて~」と泣きじゃくって頭に手をやったら
 
手の甲までハサミで切られて、畳の上に血がポタポタ
 
まるでホラー。
 
そんな父親も、随分前に鬼籍にはいりました。
 
 
そんなんでも逃げる場所なんて無くて。
 
だから、そんな環境の人たちの駆け込み寺みたいな場所を
 
作りたいって、ずっと思って来た。
 
困った誰かを助ける事がしたい。
 
年末ジャンボ宝くじ、当たりますように。