マンション購入の際の借り入れについてお話したいと思います。
20年ほど前に新築マンションを3,200万円(頭金100万円)で購入しました。
その際は、購入の際の諸費用で100万円を充当したので借入金は丸々3,200万円でした。その失敗談はこちら↓
①中古マンション その2(失敗談) | 3年後に正社員を辞める(パートタイマーへ)ことができるのか? (ameblo.jp)
この時は、不動産投資会社が借入銀行をすでに用意してくれたので言われる通り契約して借入できました。
(もちろん銀行の審査もありました。)
さてさて、ここからは7年ほど前のお話です。
手持ちの資金がなかったのですが、どうしても欲しい中古マンション(300万円)がありました。
購入の申込みをしたのですが、借入するので少し待ってほしいとお願いしたところ
いつも頼んでいる賃貸管理会社(売買もやっている)経由で売主様の承諾を得ました。
早速、知り合いがいるりそな銀行さんに借入を頼んだところ、地方のマンションの借り入れはNG(現地確認できないのが理由だそうです。)と断られました。
※私は都内在住です。
他の銀行もダメかもしれないと思い、いろいろと調べたところ日本政策金融公庫だといけるのでは、という情報を得て近くの日本政策金融公庫にお願いしました。
その日本政策金融公庫の面談で言われたのが、『簡単でいいので事業計画書を書いてきてください。』とのことでした。
じぎょうけいかくしょ?
会社員をしている人にとって事業計画書の作成をする機会はなかなかないと思います。
私で言うと、今後の不動産投資を年間どのくらいの収益で今後何戸購入して事業を拡大していくか?という目標みたいなものです。
悩みましたが、エクセルで今後の10年間の目標収益と戸数を表にして事業計画書1ページを作成しました。
後で見返しても大したことはない資料ですが、審査はOKでした。
ただ、その面談の際に言われたのが、『物件は300万円ですが、自己資金はどのくらいですか?0円だと審査が通らない可能性がありますよ。』
もともと100万円を自己資金で入れる予定でしたので、正直に答えたら特に問題なかったです。
ということで200万円(返済期間10年間 金利1.81%)を借り入れすることができ、無事気に入った中古マンションを購入することができました!
あと、私が少し驚いた話をしますと、一般的に不動産購入の際に借入をすると
融資先(銀行など)はその不動産に抵当権を設定するのですが、今回は特に抵当権設定がなかったです(;゚Д゚)
なので、登記をとっても借り入れしているか他の人からはわからないです。
日本政策金融公庫は、その事業に貸付けしているので不動産への抵当権が必要ないのかもしれませんね。
さて、現時点で返済期間はあと残り3年間です。
購入してから一度も退去していないお部屋なので、本当にありがたいです。
自分一人で借入先を見つけて、審査を受け、融資してもらったことは非常によい経験になり、自信になりました。
今のところ自力での借り入れはこの1回だけですが、今後もどうしてもほしい中古マンションがあれば是非同じことをしてみたいと思います。