蚊に刺されたのかと思ったら、直径10センチくらい腫れて熱を持っている足首。イタイ・・・。これは・・・アブ?
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夏の富士山は、「山好きでもない日本(世界)中の老若男女が登る山」で、秩序なく混み混みだから、本気で山に登る人たちは、行きたがらない。トレイルも単調だし。
が、今週末、イエール大学で建築を学んだ、在日10ヶ月のBen君につきあって、2年ぶりにいってきたよ。
夏の週末のこの山といったら!
トレイルヘッド、トレイル、山頂も、まるで新宿の雑踏にいるようで、引き返したくなる。
でも、
水6キロと
ゴハンと
ガスと
食器と
寝袋と
マットを背負って登った甲斐があって、
夜8時過ぎの山頂は、独り占めだった。
ちょっとだけ人と違う場所を選べば、それでも、富士山は、やっぱり静かで荘厳な場所。
クレーターの隣で、テントは張らずに星空の真下で眠る、真夏の涼しい一夜。
朝4時半。ナマケモノなので、シュラフにくるまったまま、眺めた景色。(ヘッドライトの光が)蛍か避難民のようなヒトの群れと、その奥の朝焼け。日出の瞬間は、ココア作ってる間に、逃した。
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麓で行われている自衛隊の爆弾練習を、花火と間違え、暫くはしゃぎ続けた、8月19日の夜。
一人大きな荷物を持つ私をみて、ツレに「彼女のふくらはぎが素敵だ」と言ったらしい、通りがかりの東欧の男性。そんな場所褒められても嬉しくない、微妙な気分の8月20日の朝。