「世界は受動喫煙ゼロからタバコゼロ社会へ」 世界禁煙デー記念フォーラム in 八戸 報告 | 青森県タバコ問題懇談会BLOG

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 5月31日の世界禁煙デーにあわせて、28日に八戸市公会堂で記念フォーラムが開催された。メインテーマである「タバコの煙のないまちでおもてなしを〜受動喫煙死1万5千人の衝撃」は、東京五輪のみならず、2020年にオープンする八戸市屋内スケート場に誘致していた世界選手権でも屋内全面禁煙が必須であることを暗示したものだが、厚労省の不完全な法案は国会に提出することすらできず、競合都市の中で唯一禁煙ではない八戸は誘致に失敗した。

 前半の講演では、三沢市の冨田絵里香氏が小中学生に対する喫煙防止教室の際に、最初の1本を吸わせないことに重点を置いた取り組みを紹介すると共に、「なぜ体に悪いタバコを売っているのか」という本質的な疑問にどう答えるのか、参加者に提起した。

 八戸市の石藤フキ野氏は、八戸市における喫煙対策の中で、市の施設が建物内禁煙以上になっていない状況を改善すべく取り組んでいく所存が述べられた。

 筆者(久芳)は、3年目となる私立高校と大学の敷地内禁煙化調査において、大学よりも私立高校の方が禁煙化率が低く、青森市では全大学・高校が敷地内禁煙となっているのに対し、弘前・五所川原では低い傾向が明らかなことを報告した。

 兵庫県タバコフリー協会副会長の薗はじめ医師は「世界はタバコゼロ社会へ〜市民が政策を動かした韓国に学ぶ」と題した特別講演において、日本と同じく世界最低水準だった韓国のタバコ規制に対し、医療界や消費者団体のトップをリーダーとする市民運動を、メディア正しく伝えて世論が醸成され、政治を動かし、大幅増税、画像警告、禁煙治療の無料化などを実現した経緯を紹介した。

 報道を通じてタバコ産業からの献金が悪であるとの認識が定着したことは、日本の政治とメディアの実態とは天と地の差であることを痛感させられた。

 講演の最後に、タバコはノーマルではないという認識の下に社会全体で規制しなければならず、不完全な法案なら成立せずに批判を浴びた方がいいと強調された。

 講演後、中心街の歩行者天国において、ゆるキャラ「いかずきんズ」と共に、肺年齢の測定やパンフレット・禁煙太郎飴の配布などの啓発活動を行なった(写真)。

 

  薗はじめ氏と山崎代表世話人(左)、筆者(右)

                 (撮影©瀬川征吉氏)

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