青森県のタクシー禁煙化は新幹線(2010年)まで?? | 青森県タバコ問題懇談会BLOG

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21日に県タクシー協会に対して3回目の要請を行ったのですが、今年5月の時点での「今年度中」から大幅に遅れて、2年後の新幹線青森開業(2010年)までに禁煙化するという返事になってしまいました。(新聞記事を下記に引用します)

当会の代表から、それでは遅すぎる、全国で最下位になってしまう、せめて今年の世界禁煙デーまでに実施してほしいと話したのですが、1社強硬に反対していて説得するのに時間がかかるということで、少しは問題意識はあるのかもしれませんが、世の中の情勢にあまり敏感でない雰囲気のようです。

禁煙化を担当している役員は、来年8月のタクシーの日を目標にしているようですが、それでも遅すぎる話です。

私たちの会では、全国から遅れを取らないように、昨年9月から「タクシー全面禁煙をめざす会」からの要請文とあわせて禁煙化の要請を続けてきたところですが、今後は県外の利用客から苦情が殺到するなどのガイアツが必要になってくるのかもしれません。

■ 新幹線開業へタクシー禁煙化検討(2008年11月22日 東奥日報)
 県タクシー協会(下山南平会長)が東北新幹線新青森駅開業の二〇一〇年十二月までに、県内のタクシーを全面禁煙化する方向で検討していることが二十一日、分かった。県タバコ問題懇談会のタクシー禁煙化要請を受け、同協会の渡辺博美専務理事が明らかにしたもので、今後は理事会などで禁煙化に向けた協議を進める方針。
 同懇談会は、タクシー利用客と乗務員の健康確保のため、昨年秋から数度にわたり同協会にタクシーの禁煙化を要請しているが、協会側が禁煙化の時期について言及したのは今回が初めてという。
 二十一日は、同懇談会の山崎照光代表世話人らが青森市の県タクシー協会を訪問。(1)禁煙化は全国的な流れ(2)受動喫煙の被害は深刻(3)タクシーは弱者も利用する公共交通機関-など八項目の理由を挙げ、渡辺専務理事に要請書を提出した。
 要請に対し、渡辺専務理事は「やるからには全県一本で禁煙化したい。公共施設の喫煙場所が少なくなっているときにタクシーまで禁煙化すると当然反発も出てくるので、新幹線開業時を目標にじっくりと話し合いを進めたい」と説明した。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081122091945.asp