禁煙タクシー再要請「最下位を憂慮」 | 青森県タバコ問題懇談会BLOG

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                    平成20年(2008年)11月21日

(社)青森県タクシー協会 下山 南平 会長
青森県個人タクシー連合会 奥谷 勝成 会長

            青森県タバコ問題懇談会代表世話人 山崎 照光
                             鳴海  晃
                             久芳 康朗

青森県内のタクシー禁煙化が全国に遅れをとっていることを憂慮しています

謹啓 昨年秋より私どもの懇談会および「タクシー全面禁煙をめざす会」から要請していた県内タクシー全面禁煙化について、これまで真摯に対応していただき大変ありがとうございました。

 昨年11月と本年5月に懇談させていただいた際に、年内に全面禁煙にする方向で前向きに検討しているとうかがっておりましたので、当会からは更に時期を早めて夏祭り前に実施するよう要望させていただき、期待しつつ禁煙化決定のニュースを待っておりました。

 一方、国内では今年の春から半年あまりの間に、別紙資料「禁煙タクシー地図」にありますように、これまで遅れていた東北、近畿、四国、九州でタクシーの全面禁煙化が進み、11月までに30都県で実施済み、3県で今年度中の実施が決定しており、青森県は最後の14道府県の一つになってしまったのが現状です。このままでは、タクシー禁煙化でも青森県の定位置である最下位になりはしないかと憂慮しております。

 タクシー全面禁煙化の必要性、根拠等につきましては昨年の要請でお伝えした通りで、実施済みの県ではどこでも心配されたような大きなトラブルはなく、利用客にも一様に歓迎されていると伝え聞いております。また、禁煙化の目的の一つでもある乗務員の禁煙が加速しているというニュースも伝えられており、利用客と乗務員の健康を守るという一石二鳥の効果が発揮されているようです。

 国内各県だけでなく海外の諸国もタクシーは全面禁煙が常識となっている現在、県外からのお客様が、タバコの臭いだけでなく有毒物質も残留しているタクシーに乗車している現状を、いつまでも続けることはできないことにはご同意いただけるものと存じます。

 タクシー禁煙化実施の際には、まず乗務員に理解を深めていただき、更に県内外の利用客への周知期間も必要かと思われますので、早期実現のためには一刻も早い実施の決定と発表をお願い申し上げます。

                               敬白

<これまでのタクシー禁煙化要請の経緯>
2007年9月27日 当懇談会とタクシー全面禁煙をめざす会から全面禁煙要請を提出(資料1・2)
2007年11月2日 青森県タクシー協会専務理事と懇談、要請(当懇談会: 山崎・新谷)
2008年5月23日 県タクシー協会と再度懇談、要請
2008年10月4日 県タクシー協会に電話で禁煙化の進捗状況について問い合わせ
2008年11月21日 県タクシー協会と3度目の懇談(予定)