意識しないと感じ取ることができない毎年変わるマライアの声 | 上司に「使えない」と毎日言われていたアニオタが、46日で月23万円の不労収入を得て小遣い4万円の上司をバカにする錬金術とは!?

上司に「使えない」と毎日言われていたアニオタが、46日で月23万円の不労収入を得て小遣い4万円の上司をバカにする錬金術とは!?

あなたは現状に満足していますか?脱サラしてでも、叶えたい夢はありますか?あなたの人生はあなたが決めるのです。他人の意見に左右されてはいけません。私の脱サラした方法を元に、あなたの夢を叶える期間を3ヶ月短縮する方法をお届けします。

 
こんにちは。


青松翔平です。
 


毎年この時期になると、
どこに行ってもクリスマスソングです。





 
 
その年の自分の状況によって、
「同じクリスマスソング」
聴いても、

 

全く違った聞こえ方になる
ということがあなたにも経験が
あなたにもあると思うのです。

 
 
恋人がいて、
クリスマスに休みをとって、
ディナーやホテルを予約して、


 
楽しいクリスマスが確定している歳は、
マライアの歌もワクワクした気分で
聴けるかもしれません。

 
 
一方、
恋人もいない、クリスマスは仕事、
何の予定もない、

  
普通の一日になることが
確定している歳は、
クリスマスソングが
悲しく聴こえるかもしれません。

  
  
今日は、
 
楽しい予定がある人にとっても、
全く予定がない人にとっても、

 
 
今年のあなたのクリスマスが、
 
ほんの少し
素敵なクリスマスになるような、
 
心温まるお話をプレゼント
します。
 

 

 
 
これは私の友だちが留学した際の
ルームメイトであるポールの話である。

 
 
ある年のクリスマスイブのこと、
ポールは、兄さんからクリスマスに
新車をプレゼントしてもらった。

 
 
ポールがオフィスから出てくると、
街でよく見かける少年が、
そのピカピカの新車のまわりを
歩き回っていた。

 
 
よほどその車が気に入ったらしく、
ポールに話しかけてきた。

 
 
「この車、おじさんのかい?」
 
 
「ああ、兄貴からの
クリスマスプレゼントさ」

 
 
と、うなずきながらポールは答えた。
 
 
少年はそれを聞いて
ひどく驚いた様子だった。

 
 
「えっ?おじさんの兄さんがくれたって?
 おじさんは全然お金を
払わなくてよかったの?
 うわあっ、すごいな? ぼく・・・」

 
 
と、少年は何かを言いかけたが、
そのまま口をつぐんでしまった。

 
 
少年は、

 
「ぼくにも、こんな兄さんがいたらなあ」


と言いたかったのだろう、
とポールは思った。

 
 
ところが、
少年の口から出た言葉に
ポールは耳を疑った。

 
 
「ぼくね、おじさんの兄さんみたいに
なりたいなって思ったんだ」

 
 
ポールは、まじまじと
少年の顔を見つめていたが、
自分でも思いがけない言葉が
口をついて出ていた。

 
 
「この車に乗ってみるかい?」

 
「本当? うん!」
 
 
車を走らせてまもなく、
少年の目はキラキラと輝き始めた。

 
 
「おじさん、
ぼくの家の前まで乗せてくれる?」

 
 
ポールは思わずニヤッとした。
きっとこんな大きな車で帰って
くるところを近所の人たちに見せて、
自慢したいんだなと思った。

 
 
しかし、
 
その憶測はまたもやはずれた。
 
 
「あそこに階段がついている家が
見えるだろう?
そこでちょっと待っててくれる?」

 
 
少年は車を降り、
駆け足で家に入っていった。

 
 
しばらくすると家の中から、
ゆっくりとした足音が聞こえてきた。

 
 
少年が身体の不自由な弟を
背負って出てきたのだった。

 
 
弟を階段の一番下に座らせ、
車がよく見えるように弟の身体を支えた。

 
 
「ほらバディー、見てごらん。
 さっき言ったとおり、すごい車だろ。
 
 そこにいるおじさんの兄さんが
 クリスマスプレゼントにくれたんだって。
 それも、まるっきりタダでくれたんだって
  
 お前も、待ってなよ。
  
 兄ちゃんが、いつかきっと
 あんな車をお前に買ってやるからね。
  
 そしたら、いつも話してる
 クリスマスのきれいな飾りを、
 その車に乗って見に行こうね」

 
 
それを聞いたポールは
何も言わずに車を降りると、

 
 
少年の弟を抱き上げ、
新車の助手席に座らせた。
 

 
目をキラキラ輝かせた少年も
その横に乗り込むと、
三人はドライブに出かけた。

 
 
本当にすばらしい
クリスマスのドライブだった。

 
 
このクリスマスの日、
ポールは聖書のみことばを
しみじみ感じたのである。


 
「受けるよりは与えるほうが幸いである」
 
 
『理想の兄』
ダン・クラーク
    (「こころのチキンスープ」より)

 
 

 
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。



今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。