「目黒区総合庁舎」 は、1966年に 「村野藤吾」 によって完成した 「千代田生命保険本社」 を

   大規模改修 (2002年4月~2003年3月) したものです・・・弊社JV施工物件です!

 

   「アルミ鋳物ルーバー」 に包まれた建物外装は 今も美しく 印象的ですが、正面玄関 奥に在る

   『階段の名人・動線の美学・流麗な曲線と軽快なシルエット 村野藤吾の S階段』 も素晴らしい

   んです!

   「鋼鉄製の らせん階段」 が二階から四階までを結び、その一段目は 「浮いている」 ように見え、

   中央部の 「アクリル製照明器具(改修後は点灯していません) が仕込まれた吊り柱」 によって

   吹き抜け空間のシンボルが形成されています。

   「階段手摺」 には 改修時に 「総合庁舎としての安全性」 を配慮した 「透明アクリル板」 が加え

   られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   毎年春秋二回、「祐天寺」 の 「歌舞伎鑑賞会」 のご案内を戴きます・・・これが楽しみなんです。

   今回は 「相撲道の師匠 Aさんご夫妻」 と御一緒に伺いました。

 

   「三月大歌舞伎・・・歌舞伎座・夜の部」

   「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」

   「近松半二と三好松洛等の合作」 である 「時代物浄瑠璃・ 近江源氏先陣館 全九段の八段目」

   「徳川家康・豊臣秀頼の大阪の陣」 を素材に、鎌倉時代の設定として 「源頼朝」 の跡目相続に

   置き換えて、「正室 政子の方 子・実朝」 と 「側室 宇治の方 子・頼家」 との争いが 実権を握る

   「北条時政」 が 「後見役」 となった 「実朝側」 が天下を掌中に収めようとしていた頃の話となり

   近江国の名家 「佐々木家」 が 「源氏一族」 の争いに巻き込まれて行きます。

   「佐々木木盛綱・高綱 兄弟」 は 「真田信幸・幸村 兄弟」 に、「和田兵衛」 は 「後藤又兵衛」 で、

   「北条時政」 は 「徳川家康」 をモデルとした配役となっています。

   「佐々木三郎兵衛盛綱」 を 「片岡仁左衛門」 が務めて、「和田兵衛秀盛」 を 「市川左團次」 に、

   「北条時政」 は 「中村歌六」 が演じています (「弟・高綱」 は出てこないんです)

   「高綱一子・小四郎」 に 「六代目中村勘九郎長男・中村勘太郎」 が 「盛綱一子・小三郎」 には

   「寺島しのぶ長男・寺島眞秀(まほろ)」 が務めて、場内から応援の掛け声が飛んでいます!

 

   歌舞伎座三階の 「吉兆」 にて 「幕間弁当」 を戴きます!

 

 

   八寸・・・烏賊 鱈子和え、松風焼き、天豆甘煮、海老旨煮、焼き蒲鉾

   造里・・・鯛

   和物・・・筍 木の芽味噌和え

   焼物・・・鱒 焼漬け ぼんぼり焼き 梅ぶき

   焚合・・・高野豆腐、子持ち鮎昆布巻き、玉蒟蒻、菜花胡麻和え

   酢物・・・帆立貝、桃おろし掛け、若布、胡瓜、土佐酢

   ご飯・・・えんどう豆ごはん、香の物

   お汁・・・胡麻豆腐 赤出汁、止め辛子  

 

 

   果物・・・ゼリー寄せ

 

 

   「雷船頭」

   天保十年(1839) の江戸河原崎座で上演された 「四変化舞踊・四季詠亥(〇に い)歳」 の 夏

   の風景を描いた 「雷船頭」 (または 「夏船頭」) では、「夏の大川端」 を背景にして 鯔背な猪牙

   船の 「船頭」 と 雷鳴を轟かせ夕立を降らせている内に地上に落ちてしまった 「雷」 とが 立廻り

   や踊りを見せてくれます。

   「船頭」 に 「松本幸四郎」、そして 飄逸な様を見せる 「雷」 に 「中村鷹之資」

 

   「弁天娘女男白波 ~浜松屋見世先より 稲瀬川勢揃いまで~」

   「三世歌川豊国」 が描いた 「豊国漫画図絵」 と云う役者絵に想を得た 「河竹黙阿弥」 の代表作

   全五幕の内 「浜松屋見世先・稲瀬川勢揃い」 を 「弁天娘女男白波」 の外題で上演しています。

   「染物 浜松屋」 の店先に現れましたのが、「武家・早瀬主水の娘」 に化けた 「弁天小僧菊之助」

   と 「若党 四十八」 こと 「南郷力丸」 であります。

   「緋鹿の小布」 を用いて 「万引き」 を装い 濡れ衣を仕組んで 「金百両」 を強請り取りますが・・・

   「玉島逸当」 と名乗る武士に見破られ、開き直って 「知らざぁ言って聞かせやしょう、あ 問われて

   名乗るもおこがましいが・・・」 と云う 「七五調の名台詞」 と 「煙管の扱い」 が見せ場であり、また

   「玉島逸当」 の押し出し貫目を要する役柄も見応えがあります。

   バレて 傍若無人に振舞う 「菊之助」 と 「力丸」 の、花道の引っ込みで演ずる 「洒落た遣り取り」

   も楽しめます。

   「稲瀬川」 の場面では、「揃いの白波小袖」 を着て勢揃いした 「五人男のツラネ」 と それぞれの

   役に当てはめられた唄とお囃子も 見どころ聞かせどころで、「動く錦絵」 と云う処でしょうか。

   弁天小僧菊之助に市川猿之助、南郷力丸に松本幸四郎、忠信利平に中村亀鶴、赤星十三郎に

   市川笑也、そして 日本駄右衛門に松本白鸚 と云う配役です!