毎年恒例の (に したいと思っているのですが) 「京都の桜と、五花街のおどり」 を 観に
行ってまいりました。
そして、「赤坂四川飯店」 で開催される 「京都伏見 月の桂・東京にごり酒の会」 の案内
で 「京都にごり酒の会」 は 「天龍寺・友雲庵」 で行われると知り、それにも参加しようと
朝早くから 『京都』 を目指します!
今年、「東京の桜」 は早く咲き そして速く散ってしまいましたが、「京都の桜」 は名所が
多く 順に咲いて 長く 『桜』 が楽しめ、『はずれ』 が少ないと思っていたのですが・・・・・
今年は 「京都の桜」 も 「地球温暖化現象」 の影響でしょうかねえ、 出発前ネット情報
では 既に 「散り始め・葉桜」 ばかり!
毎年 四月二十日頃がピークとなる 遅咲きで有名な 『仁和寺・ 御室桜 (樹高が低くて、
2~3m程で 『わたしゃ お多福 御室の桜、鼻が低くても 人が好く』 と詠まれて 別名が
『お多福桜』 と言います) なら大丈夫と狙いを定めて伺ったのですが・・・・考えることは
誰でも同じで、大勢の 「花見客」 が続々と詰めかけてきます。
そして全員が 「門前の看板」 を見て 「ため息」 を漏らします・・・・・『御室桜 落花さかん』
なんちゅうことやね! (気温25度で一気に満開になり 昨日の強い雨で叩かれて、儚い
一生を終えようとしている 『お多福さん』 でありますな)
「仁和寺」 (世界遺産)
「真言宗御室派総本山 大内山仁和寺」 の 本尊は 「阿弥陀如来」・開基は 「宇多天皇」
(仁和二年・886年に 「光孝天皇」 が 「西山御願寺」 の建立を発願し着工したが、翌年
崩御され、その遺志を継いだ 「宇多天皇」 が仁和四年・888年に完成させ 元号に因み
「仁和寺」 としたのだそうです)
「落花さかん」 と云う 「御室桜」 を拝見する前に・・・・「二王門 (知恩院三門・南禅寺三門と
共に京都三大門の一つと云う)」 (徳川三代将軍家光の寄進によって 寛永十八年・1641
年から正保二年・1645年頃に建立された 国重要文化財) の正面 「金剛力士像」 を拝見
致します (二王門の裏面には 「唐獅子像」 を安置)
参道西側の 「御殿・本坊表門」 から 「勅使門」 へ
「勅使門」 (登録有形文化財)
「京都府技師・亀岡末吉」 の設計により 大正二年・1913年に竣工した 「檜皮葺屋根四脚
唐門」 で 「前後を唐破風、左右の屋根を入母屋造」 とし 「鳳凰尾羽根・牡丹唐草、宝相華
唐草文様・幾何学紋様」 の 「彫刻装飾」 が見事なんです。
「中門」 (国重要文化財、寛永十八年・1641年から正保二年・1645年頃に建立)
切妻造、本瓦葺・柱間三間の八脚門で 「右側に東方天、左側に西方天」 を安置しています。
「中門」 の左に拡がる 「御室桜」・・・・・「落花さかん!」
その 「御室桜」 の林の中に入るのが 大変なんです!
「京都の桜」 、ここ以外は 「葉桜」 と知った 「京都・花見客」 は 「遅咲きで有名な 仁和寺・
御室桜」 を目指して集まって来たようで 「大行列!」 (こんなのは初めて、事件です)
約200本の 「御室桜」、「背が低い」 理由は・・・この地は岩盤が固くて、深く根が張れない
為だそうです。
少し 「花」 は残っていますね・・・・・。
空には 「セスナ」・・・・・京都府知事選挙・投票の呼び掛けでしょうか?
「撮影渋滞!」
多くのカメラマン・ウーマンが狙っているのは、この 「御室桜越しの 五重塔」
「御室桜」 の林を抜けて 「五重塔・金堂・鐘楼」 を拝見に参ります!