寒くない? | 能役者青木健一のお稽古日記。

能役者青木健一のお稽古日記。

能役者、観世流青木健一(梅若研能会所属)の日々の活動や能に対する想いを記すお稽古日記。

父一郎からの教え、芸大在学時の先生方からの芸談等を更新。

僕だけかも知れないんですが…


「今日寒くない?(笑)」

しかも雨まで降ってるし。(´;ω;`)



でも、これの天気がこの前の日曜にずれ込まなくて良かったです。(´-ω-`)


なぜかと言いますと、10日(日)は日大学生の発表会「桜門能」だったからです。

僕の師匠、梅若万三郎先生は日大の学生能楽サークルを教えています。

で、僕はそのお手伝いと言うことで、学生さんの稽古をみています。 さてさて、そんな学生さんたちの発表会が万三郎先生のご自宅の舞台でありました。


やっぱり、教えている立場の人間が、その教え子の舞台を全く観ないのも「おかしな話」だなぁ~と思いまして、あまり邪魔にならない隅っこの方から観てました。


僕が稽古で直したところが、100%直っていれば文句ないんですが…(笑)。


でも、稽古で直された点を懸命に稽古して舞台に望む姿は、僕の芸大時代を見ているようで、懐かしい気分になりました。(´-ω-`)




この発表会の後に、近くの居酒屋のようなお店で打ち上げがありまして、自分は内弟子の仕事を済ませて、30~40分遅れで顔を出したんですが、ご指導している先生方や日大サークルから玄人になったOBの方、そしてOB、OGとかなり大人数の宴会でびっくりでした。え゛!


そんな中、まだ内弟子の身分の自分が学生さんに今日の講評をひとり一人に言っていいものか?とも思いましたが、例え短い時間ではありましたが、お稽古を付けたのだから何か言う事が彼らの今後のためになる事を「信じ(笑)」ひとり一人に僕の感想を話させて貰いました。



日大のサークルをみていると自分も負けてられないな、と常に感じます。彼らが上手くなっていく分、自分は2倍3倍努力して差を縮められないようにしなきゃと改めて思う日大の発表会でした。 (`・ω・´)



p.s.彼らに負けてられないものがもう一つあります。ブログです。あっちは順位が500番台。僕は3000番台…。頑張らねばガクリ