桜庭戦でのフィニッシュはグランドでの打撃でした。
ラウンド初めにテイクダウンしてからずっと殴り続けてのフィニッシュだったので相手を傷つけない関節技でフィニッシュをしたら良かったんじゃないかと言う意見があります。関節技で相手の腕を折った時も同じような意見が出ました。

これは選手によって色んな考えがあっても良いと思います。それは最初に言っておきます。

僕の場合は勝負になったら一切の手加減はしないし参ったしなければ相手の腕を折るし相手の意識がなくなるまで殴ります。それは相手が誰であっても同じです。もしも自分の子供や親と闘う事があったとしても同じです。ファイターであるならば自分の前に立った人間は倒さなければいけない。

今回で言うと殴り続けるのが勝つ為の最善の策だったので殴り続けました。
関節技を仕掛けるとディフェンスして取られないようにするので顔が空く。そこを殴るの繰り返しです。桜庭和志は憧れで試合前も試合後も尊敬の対象だけども試合で対角に立ったら倒すのみ。非情に無慈悲に。

殴り続けた事に後悔は無いし勝負に徹した事に後悔も無い。

裏を返すと自分が腕を折られる覚悟であり失神させられる覚悟があると言う事でこの覚悟を持つ事が相手への敬意だと思います。オレは。

これがオレの格闘技で闘いです。
リングの対角に立った人間は誰だろうと勝負に徹する。

毎回、違和感を感じるのでさらっと書いてみました。
格闘技ってやる側の敷居が下がったけども厳しい物だからね。

格闘技を舐めんなよ。これは自戒を込めて。

そんじゃ。