永眠した「むぎちゃん」のこと | 青い鳥を求めて…

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青い鳥動物愛護会の公式ブログです。人と動物が真に共生していける心豊かな社会を目指しています。

こんにちは。青い鳥です。

「愛活」ダイアリーでも紹介しましたが、3月18日に永眠したむぎちゃんのことを書きます。


むぎちゃんは2014年3月に、虐待から保護して青い鳥で引き取った雌犬(当時6歳くらい)です。

その前年2013年11月に青い鳥は動物愛護会として誕生し、活動を始めました。

その頃はまだシェルターがなく、保護した動物たちはS代表の自宅や一時預かりのボランティアさんのお宅に収容して、里親様との出会いを待っていました。

むぎちゃんについては、当ブログで何回も紹介し譲渡を呼びかけましたが、里親様との出会いがないまま天国に旅立ちました。以下は、むぎちゃんが亡くなった時に青い鳥のS代表が書いた文章です。



 3月18日 むぎちゃんが永眠しました。 
2日前から食欲が無くなってきたので心配していましたが、前日まで元気に散歩していました。18日の午後から急にぐったりしたので、急いで獣医さんに駆け込みました。手を尽くして頂いていましたが、再び診察台の上のむぎちゃんと会ったとき「今、心臓が止まりました」と先生に告げられました。まさかむぎちゃんが…と。必死で「むぎちゃん!」と呼ぶと、今止まったはずの心臓が、何故かまた動きだしました。生き返るかもと、さらに名前を呼び続けましたが、20秒ほどでまた心臓は止まってしまいました。あきらめきれず、ずっと名前を呼び続け、人工呼吸も30分以上つづけて頂きましたが、もう心臓は動いてくれませんでした。結局、直接の死因はわかりませんでした。
 
むぎちゃんは人懐こく、とても可愛い犬で、散歩が大好きで、いつもお行儀よくお座りして、私をずって待っていてくれました。2年間、そんなむぎちゃんといるのが当たり前と思っていましたが、それは間違いでした。命の重さを思い知らされる出来事でした。
むぎちゃんは幸せだったのか?むぎちゃんの寂しさを思うと涙が止まりません。むぎちゃんの死は、私はもちろん周りの人にも衝撃を与えました。

むぎちゃんの分まで、1匹でも多くの保護犬猫を幸せにしたいと思います。


 めったに弱音や泣き言をはかない代表が、こぼれる涙で綴ったような文章です。

 以下はS代表に代ってブログ担当が記す「むぎちゃんのこと」です。

 このブログでむぎちゃんを紹介したのは7回あります。


2014年3月20日 むぎちゃんのおはなし。    

青い鳥で保護した時、繋がれっ放しで餌ももらえず、肋骨が透けて見えるほど痩せていました。人が近づくと歯をむき出して吠える。こんなひどい扱いを受けていたのですから無理もありません。


●2014年4月01日 むぎちゃんのその後

3週間ほど経って、ようやく穏やかな優しい表情に。これまでは繋がれっ放しで、散歩なんてさせてもらえなかった・・・。今はようやく散歩の夢が叶い、野の花とお話ししているようです。


●2014年7月28日 その後の、むぎちゃん。   

これまで満足にご飯をもらったことがなかったので、青い鳥に来てからは、食欲が限りなく異常なほどの食いしん坊に。すっかり健康になりました。お座りもちゃんとできます。でも、飼い主から無視され続けた心の傷は、まだ治っていないようです。


●2014年10月18日 むぎちゃんの冬支度

顔つきが優しくなり、だいぶ太ってきました。散歩のときはリードを強く引っ張って、走りまくらないと気が済まない感じです。やはり繋がれっ放しになっていた時の記憶が残っているのでしょう。


●2014年10月28日 大失敗 むぎちゃんとくるみのご対面

そろそろ他の犬にも慣れてもらうために、野良出身の先住犬「くるみ」と柵越しに対面させました。むぎちゃんがフレンドリーに近づいたのですが・・・、いきなり「くるみ」にガブッと噛みつかれました。仲間たちから受け入れられず、むぎちゃんはまた独りぼっちです。


●2015年2月16日 真冬のむぎちゃん    

最近は仔犬の譲渡などであまりにも忙しく、お散歩も1日おきになってしまいます。それでもいつも文句1つ言わず、けなげに待っています。やっと保護したのに、散歩してやれないのでは前と同じ環境になってしまいます(その後は週に1回ほど行けない日もありますがほぼ毎日お散歩に行っていました)。罪滅ぼしに、お家をプチプチシートで覆い、毛布と犬用のカイロで温かくしました。むぎちゃんはお気に入りのようです。


●2015年8月24日 夏のむぎちゃん

すっかり青い鳥での生活が長くなりました。ほかの犬たちは南の庭で暑いけれど、むぎちゃんは他の犬と喧嘩になるので、日陰で涼しいところに1匹だけでいます。でも人間はみな忙しくてむぎちゃんの相手をしてやれません。だからいつも独りぽっちです。ごめんねむぎちゃん。


 記事は全てリンクしておきましたので、お時間のある時にご覧ください。むぎちゃんという犬がたどったグラフィティーとして、また「あいかつ」(動物愛護活動)に取り組んできた青い鳥の足跡としてお読みいただけると思います。


 青い鳥といっしょに歩んできたようなむぎちゃんの2年間でした。むぎちゃんを愛しながら、いつも独りぽっちにさせてしまい、里親を見つけてやることができなかった、S代表の後悔と悲しみが伝わってきます。


S 写真に向かって問いかけています。「むぎちゃん、あなたは幸せだったのかなぁ?」と。 むぎちゃん。あなたの死を無駄にしないために、これからもがんばるよ。そうして多くの命の実を結んで行くからね・・・と誓いながら、聖書の有名な言葉を思い出しています。

「ひと粒の麦、地に落ちて死なずば、多くの実を結ぶべし」


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