流れ星、見ることできませんでした
何年か前に見た流れ星が忘れられなくて、
毎晩深夜ベランダに立ったのですが
生きてる間にもう一度見たい
がんと分かってから、いろんなこと、これが最後かな・・・と
考えてしまうことがあります。
精一杯生きるとかカッコいいことはできそうにありません。
普通に生きるだけなのですが
２００８年７月２５日金曜日
一週間の溜まった疲れでもう くたくた
後はお風呂に入って寝るのみ！
明日の早朝から夫は趣味の登山に出かける
４泊５日。気楽
洗面所で服を脱いでいるとき、手に何かあたりました。
えっ
もう一度触って やはりある
胸のしこり乳がん
どうしよ～
どうしよ～
今まで、がんになったらどんな気持ちだろうと想像をすることはありましたが、
想像をはるかに越えて辛いものでした。
次々不安が押し寄せ、涙があふれ、
子どもたちと別れなければならないのか・・・
長男が家を出たら、娘と夫、仲の悪いふたりがこの家で暮らす
まだまだ死ねない
ついさっきまでのお気楽な自分が嘘のようでした。
こんな気持ちになったことを人に話したら、
「まるで悲劇のヒロインになったみたいね」と言われました。。。
やっぱりなった者しか分からないのでしょうね
とにかく、明日からの山行きを楽しみにしている夫には
言わずに出発してもらうことしました。
職場の女性のご主人の胃がんが発見された
進行がんだった・・・
まだ ５３歳
乳がんが分かったとき、彼女にはとても勇気付けられた。
口数の少ない人だから、
「絶対治るから」
とひとこと、強く励ましてくれた。
かつらを脱いでベリーショートヘアで出社したとき、
数日後、彼女はすごくショートにカットしてきて、
「真似しました」とひとこと。
うれしかった。。。 なのに。。。
自分は乳がんになって、辛い思いをしたし、
人間的に少しは成長し、
人に優しくなれたと自惚れていた
彼女にかける言葉がない。。。
普通にいつも通り接しているのですが・・・
力になれない自分が情けない
我が家のわんこ
今日は
つめを切って
シャンプーをしました
今まで、ついさっきまで普通に生きていたのに・・・
しこりに触れるまで。。。
何の不安もなく
自分の未来もゆるぎないもので
それが
このしこり、がん？いや絶対にがん
そこから自分の人生はかわりました。
お風呂に入ろうと服を脱いでいるとき、
しこりに触れました。
うそ
でもそれは何度確かめてもあるのです。
しかも大きい
いつからあったの？
早まる鼓動、止まらない涙、眠れない夜
今もはっきり覚えています