こんにちは。
グリーフワークファシリテーター
魔法のワンピース代理店の
蒼心堂です。
消防署主催の
『普通救命講習』に参加しました。
以前申し込んでたのですが、コロナ禍で中止になり今回やっと受講する事ができました。
約3時間の講習でしたが、参加者のほとんどが高齢者!「えっ!大丈夫?」って思った私。
初めは動画の視聴、AEDがまだ普及してない頃に大切な命を亡くした学生さんの記録。
学校の体育の授業中、部活動中の突然死です。
見ていて涙が溢れてきました。
若いから大丈夫なんて思ってはダメですね。
改めて一次救命処置とAEDの必要性を感じました。
なぜ受講をしたいと思ったのか。
他人の生死にかかわる現場に遭遇する確率、かなり低いとは思います。
数年前居酒屋で食事をした帰り、お会計をして店の入り口を出たところで、友人が倒れました。
棒の様に真っ直ぐに仰向けに倒れていったのです。
私は叫び声をあげるしか出来なかった。
その時お店の女将さんが出てきてくれて、救急車を呼び「呼吸大丈夫、〇〇確認!」など、早期認識と通報をしてくれました。
友人は大事に至らず、後頭部に打撲による怪我と翌日筋肉痛に襲われた様ですが、現在も元気にしていると思います(笑)
女将さんに救命処置の心得があったのが幸いでした。
私1人ではパニックになっていただけ。119番に通報すら思い浮かばなかったのです。
そんな経験もあり、機会があれば受講したいと思ってました。
ダミー人形を使っての”胸部圧迫”実習、AEDの使用。
実際に使ってみると、いざという時役に立つと思います。
ペアを組んでロープレもしました。
その時にふと頭をよぎったのが、主人の事故の時通報してくださった方がいた事。
もちろん誰かはわからなかったのですが、現場を通りかかった方が警察に連絡をしてくれました。
残念ながら、命を取り止めることはできませんでしたが、今更ながらその方に感謝しました。
講習後半では”気道異物の除去””止血法”など習得しました。
“止血法”の時には21年前の医師の説明が思い出されました。
『開胸した時滝のような出血がありました。』
あの言葉は忘れることはありません。
『心タンポナーデによる出血』
それでも今、普通救命の講習に出ようと思った私。頑張ってるな!って自分を褒めてあげました。
もしもの時に、助けられる命!大切な命!
一度ではなく、2〜3年間隔で講習は繰り返して受けた方が良いそうなので、また時期が来たら受講しますね。
その時、「あら?高齢者ばっかり!」って思われる側になってたりして。。


