19時をちょっと回ったあたり。
会場が暗くなり、ライブの始まり。
街をかけぬけるような幻想的な映像。光。
凸凹に組み合わさるタイル。
そして、ツアータイトルが現れると、小林さん、Salyuが静かに入場。
武史さんがピアノを鳴らし、さりゅが「うー…うー…♪」と声を響かせる。
1、VALON-1
実はこれが一曲目だろうと確信してた。あのインタビューを見た後で。
号泣。ずっと会いたかったさりゅが、今やっと間の前にいる。
VALON-1のもつ、ほかの曲とは違う、圧倒的な強さ。それを思います。
なんだろうなぁ。
あのね、ap10に参加した時にね、聴いたさりゅの声。
あのとき、正直「あれ?」って思うこともいっぱいあったの。
変わったなぁとか。あのときのセトリ自体、そういうちょっと攻め?のセトリでもあったし。
でも、その冬のフォローウィングツアーで聴いたVALON-1で
「初めて聴いた、あのときのさりゅがいた!」
って知ることができて、泣いたんです。
で、この冬。この日。
今まであった何もかもの不安を消し去るような、これがさりゅなんだって…
インタビューでさりゅも「見せつけたい」って言っていたけど、本当にそんなVALON-1だった。
2、彗星
ピアノと声だけで、あそこまで表情をみせる演奏がすごい。
彗星はバンドアレンジの方がいい!って思ってたけど、圧巻されました。
生の方がやっぱよかった。
さりゅが声に力を込めるとき、ぐって腕をしめるしぐさがかわいかった。
3、Tower
スクリーンに東京の映像。
だだだだだだだっ(ピアノ)だって♪
ここの迫力がもう。。生だからこそです。すごく良かった。鳥肌たった。
だってっぇっ!!!の息のはき方?というか、あそこのぐわっって押し寄せる感じが好き。
武史さんが時々、さりゅの方をちらちら見て、楽しそうにピアノ弾いてました。
4、name
スクリーンに歌詞が映し出されるのですが、それが凝ってた。
スクリーンが立体だから、いろんなところに文字が現れていて。
なのに私の席からは、前の人の頭にかぶり、「うに」っていう文字ばかりしか見れませんでした。(身内ネタ)
ここでMC。
私の席、二列前のお客さんがいなかったから、武史さんが客席見ると、もうばっちり目が合っちゃうようなお席で(笑)なんか恥ずかしくなったんだよな(笑)
東京公演の生中継見てくれた人は知っていると思うけど、ここのコーナーは和ませようってコーナーで。
でも、僕がしゃべったら、まぁ、はい。あまりあれだったんですけども。
みたいな武史さん反省から始まる(笑)会場爆笑。
大阪はそれよりハードルが高いからどうしようと思う。って武史さんに、今日はさりゅがしゃべろうと思います。とさりゅが笑う。
さりゅが前日大阪入りした話。
新幹線で大阪ついて、友達と会おうと思ったけど、友達が電話に出ない。
ホテルにマッサージをサービスを頼もうと、フロントに電話したら「日曜はやっておりません」といわれる。
なんか今日は世界がわたしにとって厳しいなぁと思ったとさりゅ。
会場くすくす笑い声、武史さんも笑っている。
そこで、一人大阪をぶらぶらして、よくわからないそこら辺のラーメン屋さんに入る。
超濃厚しょうゆとんこつラーメンを食べ、さらに小ライスを頼み、そこに明太子ものせたもらったらしい。
(ライブ後、お友達さんたちと打ち上げのお店に向かう途中、それっぽいラーメン屋さんを見つけ、みんなで興奮してました(笑))
…にしても、かっこいいよー!さりゅ!!私もそんなことできるレディーになりたい!
明らかに東京公演よりも会場が和んだよね(笑)
あと、夕焼けの話をさりゅはしていました。
先日、だから人は夕焼けって名前を付けたんだなぁって感じた、そんな夕焼けを見たらしい。
コトノハの新曲で、夕日の色って歌詞が出てくるから、そういう意味でもさりゅは話したのかなぁ、なんて。
じゃあ曲を歌いたいと思います、と会場に打ち込みの音が流れ出す。
5、HALFWAY
口笛を吹けないのに、吹こうとするさりゅがかわいかった(笑)
マイクに口近づけて、ふんふーん♪みたいに揺れてるの。
スクリーンには線路の映像。
ライブ後の打ち上げで、某フォロワーさんが「あれは外国の線路!!」って熱く語っていたのが、面白かったです(笑)
6、イナヅマ
地平線があった♪のところのさりゅの指のしぐさがかわいかったーーー!!!!!
ち へ い せ ん ってはきはき口を動かすのと同時に、指をちょんちょんちょんちょんばっってするの(笑)
楽しかったなぁ。
7、飽和
8、飛べない翼
9、I BELIEVE
ここからかなり私事な感想。
このリリイの二曲からの、I BELIEVEが涙が止まらなくて、ずっと下にうつむいていました。聴きながら。
なんでだろう。本当に涙が止まらなくて。あんなに泣いたの、初めてかもしれない。
しゃっくりが上がりそうになって、我慢するのに必死でした。
リリイのアルバムはね、一番苦しかったとき。学校をさぼりがちだったとき。
よく聴いていたんです。
だから、リリイを聴くと、あのときの気持ちとか全部思い出しちゃうし。
うーん、だからかなぁ。あんまり最近は聞けなかった。
Merkmalのことも思い出すし、私にとって、なんかリリイはいろんな気持ちがありすぎて、きちんと聴けないんだよな。特別。
それで、この日。
案の定っていうのかな。生でまた聴けて、もういろんなことが頭を巡って、ある意味パニック状態に近いぐらい、鳥肌が立っちゃって。
飛べない翼は、始まりにスクリーンに学校が映し出されるんです。余計に。その演出が。
それで、もうわんわん泣いたあとに、I BELIEVE。
I BELIEVEは新しいYESって曲ができる前まで、いや、前から、私の中で大切なSalyuの曲でした。
広がっていける わたしの想像を超えて
おおきな おおきな 呼吸で
さりゅが綴るこの歌詞と、あのメロディーの壮大さ、迫力。
私にとって、すべてが完璧。
これも一時期、毎日毎日聴いて、カラオケで歌いまくって(笑)、励ましてもらえる曲でした。
だからもう、涙が止まらなかった。
昨日の声ののび、力強さ、広がり。
私が聴きたかった、そんなI BIELIEVEでした。
このために、大阪来てよかったって本当に思った。
そして、さりゅの音楽が私はやっぱり好きだし、これからもこうやって励まされていくのだろうって確信しました。
言葉にすると、安っぽくなるのが悲しい。
言葉にできない。本当にこの感動は。
あんな経験、初めてでした。いや、Merkmal以来かも。
この感動がね、もったいなくて、来年アルバムに東京公演のDVDがついてくるじゃないですか?
あれ手に入れても、たぶん、この3曲、いや、DVD自体、見ないかも(笑)
生の、あの会場の空気、私の心の動き、忘れたくない。
なんかDVD見たら、それが上書きされそうで嫌だ。
大阪公演収録だったらよかったのに。断然、昨日のライブの方が素晴らしかった。
まぁ、自分が実際に会場にいたからこその、気持ちなんだろうから、きっと東京もよかったのだろうけど。
…そんな3曲でした。さりゅ、ありがとう。
10. 夜の海 遠い出会いに
初めは立って歌う。(今回のライブは基本さりゅは座って歌い続ける)
さりゅの音楽に酔う?ような姿が、かっこよかった。体の揺れ方、しぐさ、表情。すべてかっこいい。
武史さんのピアノソロも、ギターとは違う、大人っぽさ、色っぽさがあった。
スクリーンには武史さんの演奏中の手がモノクロームで映し出される。
砂…ってつぶやくさりゅ。
最後のアウトロの高音は、今までにいったさりゅライブの中で一番だった!
のびがすごかった。あんな声、あんな小さな体で出すなんて。気持ち良すぎました。
あと個人的に、夜の海では
むかーーー・・・ったぁっっっ!!!!のところの息のはき方とか。
(たいてい、こう息を吐いた後は、口を手で押さえ、拭うようなしぐさをする。あれも好きだ。)
高音部分のうーーーーーーーーーーーーーー↑あーーーーーーー↑あーーーー↓のところの、高音から、低音にうつるときの声のかすれ方とか。
そういうさりゅが見せる声の表情の変化に毎回圧倒されるし、感動します。大好き。
11. コルテオ~行列~
満点の星空。ライトで演出。
ステージが金色の壁?に囲まれる会場だったから、まるで額縁の中に絵にさりゅがいるようだった。
12. to U
だけど強くて、は低音。
でも、それでよかった。それが良かった。
久しぶりに、さりゅの低音を聴いて、ぞわぞわってした。
高音も、もちろん素敵だよ。最近、高音おす曲も多くなってきたけど。
もちろん大好きです。そのさりゅも。
でも、さりゅは低い声も本当に綺麗なんだから、もっともっと、それを聴きたいな。また。
会場が息をするのも忘れたように、静かで荘厳な空気だった。みんなさりゅの声に引き込まれた。
またここでMC。
シングル、アルバムがでます!!ツアーします!!って話。
さりゅが「○○が発売になります」って言うたびに、会場で毎回拍手が湧くから
「そんなにいいのよ!ありがとう!みんなもう…(笑)」
ってさりゅが笑ってた。
そして、確かここだったかなぁ?さりゅがみんな元気?って観客席を見渡した時にね。
元気だよー♪って気待ちこめて、手を振ったら、それにさりゅが気づいて手振ってくれたの!
あ れ は 明 ら か に 私 を 見 て い た ・°・(ノД`)・°・
そのあと、私の前の人がそんなさりゅを見て、一気にばぁーって手を振りかえしていたから、間違いない。私の手の振りのお返事だもんあれは!もう!(といいつつ、勘違いかもしれない。笑)
そして、ここからは新曲二曲。
13. 新曲(コトノハの曲)
14. 新曲
初めて会場で聴く新曲で、こんなに泣いたのは初めてかも。
コトノハの曲の歌詞が、すごく好き。優しくて暖かくて、早く聴きたいなぁ。
なんか、今すぐにでも走り出して、大好きな人に会いに行きたい!って気持ちになる(笑)
次の新曲もよかった。
あれれ?この新曲がゆったりした曲だっけ…?
泣いたことは覚えてる。
15. プラットホーム
初めは、ピアノと弾き語り。
二番から、打ち込みのコンピューターも入り、一気に盛り上がる。この部分の鳥肌がすごい。
プラットフォームは、Merkmalのとき、初めてさりゅの姿を見て、号泣しました。
あのころは 夢の向こうに見えて
音の隙間を流れていく そっとそっと追いかける
この歌詞がぴったりだった。まさにそんな気持ちだった。
あの初めてのさりゅのライブと、今日のライブ。そしてそれまであった、いろんなことが、ぐるぐるして、私の中でタイムスリップするみたいでした。
そんな不思議な体験をさせるような、素敵なプラットフォームだった。
そしてもちろん、ここでも、また泣きました(笑)
16. Pop
そしてそのまま、Popへ。
なんだろう、もう、最後の最後に来ましたか!!!!ってね!!
嬉しくて嬉しくて、ニヤニヤ止まらなくて、楽しくてドキドキして、最高だった。
どこかはっきりしないあやしい魅力があって、引き込まれれていく、Popの世界。
うーーーん、わがまま言うなら、こんな感じで、懐かしい曲たくさん聴きたい。
そのために、またこのminimaを開催して、武史さんとやってほしい。
あの世界は、たぶんこの「minima」っていう、二人しかいないステージだったから、表現できたんだと思う。
良かった。本当にPop良かったよーーーーー!!!
武史さんのコーラスも、色々ご意見あるみたいだけど、少なくとも、この大阪では全然気にならなかった。むしろ、すごく良かった。
二人でお互いを見ながら、ぶつかり合うように、広がり上がっていく声。
鳥肌たったもん。すごく良かった。
あの最後の二人の声に、さりゅと武史さんの今まで作り上げてきた信頼感みたいなのすごく感じました。
あと、さりゅが本当にうれしそうだった。武史さんもうれしそうだった。
そんな二人の演奏が見れて、幸せでした。
Popのアウトロが流れる中、さりゅ、武史さんの二人がステージ前に並び、手をつないでお辞儀。
そのまま退場。
アンコール
さりゅ衣装替え。オレンジのだぼっとしたズボンに、今回のツアーの長そでスウェット。
「寝間着じゃありません!!」会場爆笑。
そして、いつものグッズ紹介コーナーを経て(笑)
「アンコールもいたたいだので、小林さん、歌いましょうかねっ!?」
17、新しいYES
ピアノとの弾き語り。
新しいYESもバンドサウンドの方がいいなぁって思ってたけど、ううん。そんなことなかった。
これはやはり武史さんのピアノだからかなぁ。たぶんそうだ。
もう、この曲についてはあえて、色々と言わない!
大学生になったら、さりゅにお手紙書くって決めたんだもん(笑)
ただ、これだけ。歌ってくれてありがとう。
あと、最後の最後に、さりゅが手で目をぬぐっているように見えました。気のせいだろうけど。
ちょっとね、じーんってしちゃいました。
18、青空
スクリーンには青空♪
あなたが好き あなたが の声の伸び、すごかった。
さりゅの声がぐわぁーーー!!!って心に押し寄せてきて、気付いたら涙流れてた。(泣きすぎ)
「最後にみんなに聴いてもらいたい曲は、新曲です。」
ついに最後の曲に…。
この曲はね、女の子だったさりゅを、レディーにしてくれる、そんな曲です。とニコニコ笑いながら話すさりゅ。
「Lighthouse、灯台って意味のタイトルです。じゃあ歌います。」
19、Lighthouse(新曲)
さりゅが歌う前のMC聴いたときに、ちょっと臭すぎる言葉なんだけど、私にとってさりゅの曲は灯台だなぁって思って。その気持ち引きずったまま、これを聴いたので…
はい、また泣きました。(笑)
もう、わたしにとってさりゅは、一番憧れのレディーだし、そんなさりゅに一生ついていこうって、聴きながら心に決めました。本当に、好き。好きすぎて、もう泣くことしかできなかった(笑)
まさか最後の最後まで泣いちゃって、さりゅの姿がまともに見れなくなるとは思いませんでした。。
言葉にできないんですよ…伝えたいから、こう書いているんだけど、なぜだか、あのときの気持ちを言葉にできない。
だから、泣いちゃったっていう事実しかかけない、という。
曲に合わせ、ステージのライトが灯台のように、会場を照らすのも綺麗でした。早くまた聴きたいな。
演奏後、またちょっとMC?
「今日は楽しかったね、小林さん!」「うん、そうだね(棒読み。笑)」
という、ほのぼのした、さりゅと武史さんの会話(笑)
私の前の席の人が「小林武史さーーーーーーーーん!」って叫んで、それをちらっとみた武史さんがなんとも言えない表情でした。
それが、前の人を見ているんだろうけど、さっき書いた通り、私の位置から武史さん一直線だったから、こっち見てるみたいな風に感じて、なぜか緊張。ちょっと背筋のばしたわ、思わず(笑)
あのなんとも言えない顔は照れ隠しなのか…!?そんな武史さんとお客さんを見て、さりゅ笑ってた(笑)
最後は、さりゅが武史さんの手を取って、二人で手をつなぎばんざーい♪からのお辞儀。
わーーーー、もう本当にこの二人のコンビのちぐはぐ感というのかな?(笑)癒されます!
minimaのちょっとアットホームで、お客さんと近い感じは、この二人だけだったからだろうねヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
最後にさりゅは投げキッス
ばっちりそれを受け止め♪こうして、ライブは終演したのでした。
うん!本当に素晴らしいライブでした。すっごくすっごくよかったーーーーーーーーー!!!!!
この二人でツアーを回って!とは言わないから、またこうして二人だけのライブ、minimaをずっと続けてほしいって心から願います。武史さん頼む!
二人だからこそ、作り出せた、歌の世界。表現。
見せつけられました、圧倒的でした。
やっぱり、私はこのコンビの音楽が好きなんだろうな。
武史さんの作る音楽の、さりゅが好き。
そして、大阪、この会場の雰囲気もまたよかった。格別でした。
改めて。
本当に本当にSalyuが大好きです。
初めてライブを行ったあの日から。いろんなこともあったけど、やっぱりさりゅが好きだ。
そして、今度のアルバム、ツアーは、かなり私にとって、お気に入りなものになりそう。確信しました。
だから、ライブはたくさん行きます。必ず大学生として。
絶対行くーーー!!!!(まさかの二日間、大阪からの倉敷行を検討中。笑)
この日のminimaというライブは、きっとおそらく一生忘れません。
Mekmalに続いて、私の人生のターニングポイント。そういっても過言じゃないかもしれない。
それぐらい、パワーをもらえて、新鮮な新しい気持ちです。
さりゅありがとう。武史さんもありがとう!
そして最後に、一緒にいっぱい遊んでくれたみなさんも、ありがとうございました
おまけの武史さんレポ。
・武史さんが曲間であくびしてた…緊張なさってたんでしょうか…?
・武史さんの鍵盤のはじき方が良かった、決まってた。ノリノリでかっこよかった。
・Popのときの退場するタイミングを見計らい、足を斜めにしたり、座りなおしたりするのを、気になって見続けてしまった(笑)マイクを自分の前からぐわーーーーって下げたときの動作もダイナミックだった(笑)
また来年、どこかで会えますように♪