長年、自生地にてカンアオイの花を観察していると、極稀に可笑しな形態を示す変異個体を見つけることがあります。


一般的なカンアオイの雄蕊・雌蕊の位置は1枚目の写真(カントウカンアオイ)の様な位置にありますが、今回紹介するスズカカンアオイとチタカンアオイの雌蕊(柱頭)は、何と❗️花柱の先端部(頂上)に付いていました。

この両個体は、何年も前からずっと同じように、この様な形態を安定して示しており、完全に固定しているようだ。



スズカカンアオイの変異個体






チタカンアオイの変異個体