昨日、開花して間もないチタカンアオイ(仮称)の花を解体して花の内部を観察することにしましたが…



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花を半分にカットして良く見てみると左側の萼筒内襞に何やら、あるはずの無い見慣れないものが付いていました。



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黄色↓で示した器官

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これは、もしかしたら退化花弁かなっと思いますが、このような位置に現れる退化花弁は初めて見ました。普通は萼筒の花床付近にあるのですが、非常に珍しいものではないかと思います。


カンアオイの花は、花弁が退化した3枚の萼が融合した花であって、花弁の痕跡のようなこのような不要な器官が何故、存在しているのか……不思議ですね。