来年度・平成28年細辛銘鑑が届きましたので紹介します。
来年度は、『力 王』りきおうが新登録されました。
『力王』(命名、登録者・古川力蔵氏)が登場したのは平成10年のことであり、左上に新登録として記載されています。
※再度、別の登録者にて新登録とされた経緯などについてはわかりませんので申し訳ありません。いつか機会があったら聞いてみようと思います。
※特徴
中形の卵形葉・毛葉・襟合せ良い
濃紺地合に蝶、枝谷、髭を現し、固定したユニークな雲紋斑を現す。
用語説明
☆『毛葉』とは、葉表面に毛の布いたものをいう
☆『襟合せ』とは、葉の上部の左右の重なりをいう。この部分が重なっていると、襟合せが良いという。逆に離れていると悪いと表現します。
☆『枝谷』とは、葉の主葉脈に沿って一文字に入る斑紋である谷に[枝]が現れたような斑紋をいう。
☆『雲紋』とは、かたまった雲形の模様をいう。
☆『蝶』とは、襟の部分に現す斑紋で、蝶々が、翅を広げたように見えるものをいう。
☆『髭 』とは、蝶とか谷の間から生ずる線状(髭状)の斑のことをいう。