おはようございます。

秋咲きのヒメカンアオイ、サンエンアオイの一つ、豊田市南部産(10月頃の開花)と、みよし市産など2月頃に開花するヒメカンアオイの花を比較してみました。

※左側・サンエンアオイ、右側・みよし市産

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※サンエンアオイの花色は黄茶色から赤茶色、口環あるが狭い、開口部はやや開く

※みよし産ヒメカンアオイの花色は黒から黒褐色、口環は目立ち隆起、開口部はやや開く

※サンエンアオイの花のいろいろ

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※みよし市産と同じ頃に咲く愛知県内のヒメカンアオイ・特徴は、ほぼ同じである

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萼筒のようす

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※サンエンアオイの萼筒は括れないでやや開く
※みよし市産ヒメカンアオイの萼筒は、やや括れ、少し丸みを帯びる

子房の位置など

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※サンエンアオイの子房の位置は、半ば上位・角状の突起の先端は僅かに、二裂する
※みよし市産などの子房の位置は上位である

縦横隆起のようす

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※サンエンアオイの縦隆起の数は12~24本(多くは16~22)、横4~5本である。

※みよし市産などの縦隆起は20本前後、横隆起は少し乱れ、下1/3ほどは横隆起が、ほとんど無い。

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