【 宮原巍 さんが残してくれた言葉 教えてくれた生き様】
宮原巍(みやはらたかし)さんが天に帰られました。
私が今してるネパールへの支援プロジェクトHIKARI SONG GIFT。
ネパールで50年以上在住し、ネパールの方々と共に生き、たくさんのことを教えてくれた宮原さんにいただいた言葉を共有させてください。
「ネパールをダメにしてるのは支援だ」
「世の中を変えるのは、よそ者、馬鹿者、若者」
この言葉が今のプロジェクトの軸となりました。
また、こんな言葉も残してくださりました。
「助ける(援助する)んじゃない、一緒に仕事をするんだ」
「そのためには、共に心を開くことが肝心だ」
彼は、ネパールに3つのホテルをつくり、70歳代でネパール国土開発党の党首となり、
ついにはネパール国籍を取得しました。
新しい国造りに挑戦した彼の生き様から学ぶことが本当にたくさんありました。
ネパールには3つのホテルを作られました。
ネパールのシャンボチェに世界最高峰エベレストを望む「ホテル・エベレスト・ビュー」、カトマンズに「ホテル・ヒマラヤ」を建設。そして写真を一緒に撮ったホテルは、「アンナプルナビューホテル」。
宮原さんの講演で一度、ネパール人に帰化するとき怖くなかったのですか?
と質問したことがありました。
その時、彼は、「なんで怖いの?とそうしたかったからだよ。」
とドンと応えてくださりました。
その時私は、ネパール人になるということは、医療の問題など含めて、色々問題が起きるのではないかと想像したんです。
きっと、自らを守りながら挑戦してもうまくいかない。
彼の生き様を見て、強く思いました。
自分の経験の中で悩み、
経験の中で、応えを出そうとしても怖くなるのは当然なんですよね。
最初から縮こまってる私にカツをいただいた気がしました。
ただ決めて挑戦していく。
これからも彼の、宮原巍 さんの生き方を後世に繋いでいきたい。
宮原さんありがとうございました!