この物語は伝説のシャンプー【エステシモシリーズ】を巡っての髪族達の死闘を描いた洒落である。
【第10話】撃退!!伝説のシャンプー!?
「くそ~~、、私の完敗だよ、、」
「よし!!ウチらが勝ったんだからお宝の″
酸性石けん系のシャンプー″を出して貰おうか。」
「分かったよ、、ほらよ、、」
「へ~~!!これがお宝の″酸性石けん系のシャンプー″か!!」
「そーです!!父の形見のシャンプーに間違いありません!!」
「このシャンプーの効果は、頭皮に必要な油分は残しつつサッパリ洗いあげるのが特徴のシャンプーで!主に″オイリー系″の頭皮の方に合います!!」
「へ~~!!すげ~な!!」
「頭皮が脂っぽい人は洗浄力の高い″硫酸系のシャンプー″で洗った方がサッパリするんじゃね~のか!?」
「アホ、、洗浄力の高過ぎるシャンプーで洗い続けると余計に脂っぽくなっちまうんだよ!」
「???」
「頭皮って必要な油分が少なくなってくると、乾燥を防ごうとして余計に脂を出しちゃう人も中にはいるんですよ。」
「オイリーな頭皮体質だから乾燥していないかっていうと、、本来はドライ体質だったってケースも沢山あるんです!」
「へ~~!!そうなのか!!」
「じゃ~~、良くあるメンズ専用シャンプーみたいにスッキリさせる為に洗浄力の高い″界面活性剤″を使ってるシャンプーを知らずに使うのは危険って事だな!」
「そーいう事だ。」
「じゃ~~この酸性石けん系の界面活性剤を使ってるシャンプーは丁度いいって事なんだな!!」
「そういう事ですね!」
「このシャンプーの名前はなんて言うんだ!?」
「イオ クリアメント シャンプーです!!」
「あたりまえですが、シリコーンフリーです(笑)」
「これで、父さんの誤解が晴れる!!」
「このシャンプーはオレ達がアミダレを倒して手に入れたシャンプーだ。」
「オレ達は髪賊、、お宝は頂いて行くのが流れってもんだよな!?」
「・・・・・」
「このシャンプーは伝説のシャンプー″エステシモ″なのか!?」
「・・・・・」
続