前回の記事で「間取りプランのお供に展開図があるといいよ」という話をしたんだけど…
今回も引き続き…
プランの段階から展開図を用いると、持込家具との相性や注意点も見えやすいのでさらにおススメ!という話。
展開図!展開図!って、くどいわ!
…と言われるの覚悟で
先日の記事でも紹介したS夫さんの書斎の話をモデルケースに…
S夫さんの書斎
S夫さんちの原案↓
ほぼ毎日、在宅ワークなS夫さんの書斎。
おさらいすると…
- 寝室経由の書斎はイヤだ
- 収納は残したい(寝室、書斎共に)
- 床面積を減らしたい
- 南窓だけでなく、東窓からも外が見たい
というご要望があり、ご夫妻と坂口とでプランを練り↓こんな風に落ち着いた。
デスクの左手には、書類棚が欲しい!ということで、可動棚を側面に設けた。
持込家具は平面だけじゃなく展開図にも書き込む!
この↑プランに落ち着く直前、S夫さんから…
「実は、今使っている机の巾が140㎝あって…」
「しかも昇降タイプなんですよ…」
とお告げがあった
なんと!
デスクは、造作カウンターじゃないんですね?
横幅は現場合わせで、高さも固定かと思ってた…
巾140㎝、結構大きいデスクですな…
しかも昇降タイプ!
昇降デスク 電動 スタンディングデスク Sanodesk E150
↑電動ってところがいいよね~
座りっぱなしになりがちな在宅ワーカーには、昇降デスクは救いの神よね~(健康維持&腰痛対策)
実は私も最近使い始めた!…と、この話は次回にでも…
さて、「展開図の重要性」に話を戻して…
まずは平面図を見て、大きな昇降デスクを置く場合、どんな注意点があると思います?
どうでしょう?何か気づいた?
固定高さのデスクなら特に気にしなくてもいい事も、「昇降タイプで、限られたスペースに置く」場合、注意した方がよいことがある。
それは…
- 可動棚の設置範囲
- 窓前カーテン類の種類と取付け方
- コンセントの設置高さ
平面図を眺めているだけで、これらにサクッと気づいたあなた、スゴイです!
展開図があるとイメージしやすい!
- 可動棚の設置範囲
- 窓前カーテン類の種類と取付け方
- コンセントの設置高さ
これらは、平面図だけでは気づきにくいんだけど、
展開図と比べながら確認すると、その空間がイメージしやすく
後々の「しまった!」を減らすのに役立つ!
S夫さんの昇降デスクは、高さが71~121㎝の範囲で可動する。
❶この範囲に可動棚があるとジャマ…なので上の方だけにする!
❷この範囲にカーテン類があるとジャマ…なので枠内納まりのブラインド類にする!
と、具体策が思いつく。
さらに座った状態で外を見たいので、窓は床から90㎝くらいに設置したい…ということも確認できる!
(↓この展開図は別件のモノなんだけど…)
高さが変わらない一般デスクなら、デスクより上の❸にコンセントがあると、「抜き差し」しやすくていいけど…
昇降デスクの場合は、❹のように、デスクより下に設置しておかないと、デスクを上下させたときコードとデスクが干渉する可能性大なんじゃない?と気づく。
電源コードを挿した状態って、大抵こんな感じで15㎝以上コードが真っすぐになるよね…
(特にパソコン関連のコードって太目よね?)デスクが壁の近くにあると、上下させるたびにデスクを壁から離すのは面倒かと。
立ったり座ったり、一日の中でも時々高さを変えるだろうから…
…と、こんな感じで展開図があると、平面図だけの時よりも、「ここ大丈夫かな?」って部分に気づきやすい。
・・・・・
平面プランだけ眺めていてもイメージがイマイチできない!と言う場合は、担当者さんにお願いして「ポイントになる場所だけでも展開図を作成してもらう」とよいかと!
ビルダー作成が厳しそうなら、自分でそれっぽい図面を書いてみるだけでも違うと思うので挑戦してみて!
担当さんも…自作もムリっぽい…
平面だけじゃ、イメージがつかめないよ~
と、お困りでしたらご一報ください。
坂口が重箱の隅をつつくがごとく…な「展開図づくり」の助っ人いたしますっ!
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