床下収納庫は「床下点検口」として使う話。
間取り相談のお客さまに…
「頼んでもないのに床下収納庫があるんですけど…」
「使ったことないし、使う予定もないけどあったら便利なんですか?」
と聞かれます。
図面には↓こんな感じで表示されています。
面積にゆとりがない場合「収納」という響きはうれしいですが、正直使いにくいと思います
例えばキッチン足元にあった場合…
キッチンマットをどかす。
↓
フタを開ける。
↓
床より低い位置から物を取り出す。
↓
フタを戻す。
↓
キッチンマットを戻す。
め、面倒くさい…
梅干し貯蔵庫になら便利かも…。
この床下収納庫は収納のためというより、床下点検時に業者の方が入るための「点検口」の意味があります。
収納庫としては要らないな…と思っても、定期点検や万が一のための点検口は必要です。
時々、ギシギシと音鳴りの原因にもなることもあります
ですから人が頻繁に行き来する場所でなくてもいいと思うんです。
■あまり人が通らず、目立ちにくい場所。
■押入れの中。
■タタミの下。
ビルダーさんの点検が可能であれば、こんな場所でもいいですよね!
ちなみに我が家はタタミの下にあります。
面白そうなので試しに入ってみましたが閉所恐怖症の私は1歩進んでギブアップでした
坂口の間取り相談では、相談ついでに素朴な質問にもお答えしています。