後からカウンター下へ収納家具を購入予定のあなたは特に要注意!
キッチン前が物置状態にならないために
【人造大理石が別格!ハイバックカウンターがイチオシのトクラスキッチン
】
キッチン前カウンターを何となく漠然と
・子供の勉強用や食事用に
・カウンター下を収納に
と思っていると完成してから後悔する話。
※今回は「カウンター下を収納」編。
間取り相談で↓こんな感じのダイニングキッチンを見かけたので…
このキッチン前カウンターで何をするつもりかをお尋ねしたらあなたは、
「カウンター下を収納として使うつもり」であると…。
この間取りを拝見する限り、少々心配な部分があります。
ここを収納にしたいのなら『食卓テーブルとの距離に』に注意が要ります
拝見した間取りは、カウンターと食卓テーブルが接近しています。(左図)
リビング側にゆとりがある場合は、食卓テーブルを移動し※通路を確保すれば問題ありませんが、
リビング側にゆとりがない場合、移動できなければ収納自体が使えない(使いづらい)ことになってしまいます。
※この場合、収納した物の出し入れ確保のため最低でも50~60㎝は欲しい。
【あなたの置きたい家具 はこんなイメージですか?】
カウンター(下の収納)と食卓テーブル間の距離確保ができない場合、
こんな部分に要注意です。
◆収納自体が使いづらくなる。
◆収納が使いにくいと購入をやめたとしても、カウンターに接近させた食卓がカウンター下に入り込むためカウンター自体が邪魔になる。
こんな場合は、広く高いカウンターの設置自体を検討する必要があります。
食卓付近に欲しい収納をほかで確保する検討も必要です。
何とか通路は確保できたとして、そこに置けるサイズの家具に入れたいものが入りますか?
この付近に置きたいもの断トツで多いのが、学校関係などの書類です。
書類はA4ファイルで保管するなら奥行が25㎝程度必要です。
ダイニング付近は食事以外にもお母さんの事務作業スペースになる事も多い場所。
「何をどこに?」
「使いやすい?」
といった部分をしっかり事前に検討しないまま漠然と「広くて高いカウンター」を設けてしまうと、せっかく作ったカウンターが物置状態になる可能性があります
坂口の間取り相談では、やりたい事がこの間取りで大丈夫なのかわからない!というあなたと一緒に間取りチェックし、改善案を考えます。