来客専用の布団入れって要る?私はCです! | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

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セルフチェックで「あなたのマイホーム図面」を辛口主婦目線に耐える図面に変身させます!
日々家事をこなす主婦であり建築士だから気づく!わかる!間取りのアドバイス。

「来客用布団入れは要らない」っていう事が言いたいわけではないんです汗


あなたは年1回と105回と365回のどこに快適の焦点をあてますか?

最終判断で、我が家の間取りは「どこを一番大切にするのか?」を考える話。



【我が家のタタミスペースは現状個室にはなりません汗

※いつの日か、親を引き取ることになった場合は壁&戸を作るかも…?



「ほわ~ん」としていた夢のマイホームが今、現実になりつつあります。


でも敷地や予算の関係で、あなたの希望全部をそのまま取り入れることはむずかしいようです。


どこか妥協しないと前に進まない事がわかりました。


さて、あなたは最終判断として「何の快適を重要視」しますか?


A.年に1回泊りに来るかどうかの宿泊来客。
B.年に105回ある仕事の休日。 ※厚生労働省発表の平均年間休日数
C.年365日つまり毎日


間取り相談でお話を伺っていると、大半の方が無意識にAを重要視していることに気づきました。


当然、BやCも重要視してはいるんだけど究極の選択になってくるとついA寄りになるんです。


一例としては…

家族が毎日使う空間を小さくしてまで来客専用の部屋」や「来客用布団入れ」を作るなど…があります。


私は年に1回あるかないかの事よりも、その家で毎日暮らす家族の快適度を高める方が大切だと思いますひらめき電球


「おもてなし」も大切ですが、我が家は旅館ではありません。


あなたが毎日快適に暮らす我が家のどこか1部屋に1泊してもらえば、最高のおもてなしになりませんか?


あなたの家は宿泊客が頻繁にある!という場合はまた違った選択肢がでそうですね。



おまけ…坂口家に泊まる


我が家は築4年の間に、泊まった来客は両親と姪っ子2人の合計4人が同時に1回のみ!(笑)


両親は子供部屋に、姪っ子は我が家の子供とリビング横のタタミスペースで寝ました。

1階で寝た子供達の布団は、当日2階(ロフト)から運んだものです。


両親は、孫の部屋で孫のベッドに寝たことが新鮮で嬉しかったようですニコニコ

※枕と掛け布団は来客用を使用しました。


我が家の場合4年でたった1回!

「あるかどうかわからない宿泊客」のための専用布団入れはやっぱり不要だわ~と実感です(笑)


もちろん私は「Cの快適を最優先!」と思っています。



坂口の間取り相談では、C優先派の私がC寄りでアドバイスしますが、お客さまの事情に合わせA寄りになる場合もあります( ´艸`)