こんにちは、間取りアドバイザー 坂口亜希子 です。
洗濯機のメーカーカタログに、
「ドラム式」と「タテ型」の特徴比較みたいなものが載っています。
たぶん、ウソは無くて全部本当の事なんでしょう。両方販売してるワケだしね・・・
でもね・・・あえて書いてない事もあるんじゃないのかなーと思います。
洗面脱衣室の動線には、ちょっとうるさいさかぐちは自宅設計時も、
いろんな状況を想定し「洗濯機の上を効率的に使えそう」という
そのたったひとつの理由から、新築を機にドラム式洗濯機にしました。
もちろん下記のデメリットは承知の上でね。
比較
「ドラム式」と「タテ型」のメリットデメリット比較・・・カタログやネット情報によると
洗浄能力・・・ドラム式劣る →でもまあ、落ちないわけじゃないでしょ?
乾燥能力・・・ドラム式有利 →乾燥使う予定ないのでどっちでもいいな。←後々後悔するハメに
洗濯・乾燥時間・・・ドラム式劣る →基本、タイマーだからどうでもいいな。
衣類の痛み・・・ドラム式有利 →そりゃー助かるわ。
節水・節電・・・ドラム式有利 →残り湯再利用予定(洗い・すすぎ1回)だし、さらに助かるね。
こんな感じでしたので、「ドラム式」は初挑戦でしたが納得して採用を決めました。
3年間使った感想ですが・・・
上記5点、さかぐち購入前と基本同じです。↑この想定どおりの感想。
強いて言うなら・・・洗浄力っていうか匂いが取りきれてないよね(タテ型の時は感じたことなかったケド)
まあいいですよー。これらはおおよそ想定の範囲内ですから・・・
デメリット
でもねでもね。カタログに書いてなかったデメリットがあるでしょー!
絶対気付いてたはずだと思いますよ。欄外に小さくでもいいから書いていて欲しかったな・・・
でもカタログには書きにくいでしょうね、さかぐちの思ったデメリットは・・・
(まさか、そんなコト想定外? いやいやいや・・・)
1:洗濯スタートしてから、あっこれも!と入れ忘れたものを入れようと思っても
ドアを途中で開けたらドバーっと泡が流れ出てしまう。タテ型なら簡単なのに・・・
2:子供の靴を手洗いした後、脱水だけしようにもカランカラン回っちゃうから靴底が
うまい具合に内側を向かなかった場合、全然意味がないことにタテ型なら簡単なのに・・・
3:扉が触る本体側のパッキン裏側が、普通に槽洗浄しただけではとんでもないコトに
なっているドロドロ~っとタテ型ならあそこまでおぞましいことにならないのに・・・私だけかなぁ
※気づいてからは(パッキン付近)普通重点的に槽洗浄してます。
メーカー側が「絶対わかっていたはず!」と思う根拠ですが・・・
実は洗濯機が調子悪くなりまして、修理の方がお見えになり上記のようなデメリットの話を
したら、「確かにそういう話は、修理に行った先でよくお聞きします」と言ってましたから。
う~んわかっててもカタログには書けない事項なのかもしれないけど・・・・・・でも
事前にわかってたら絶対「タテ型」にしてたレベルの強烈なデメリットですよ
洗濯機上を効率的に使うなんてことは、この際どうでもいいくらいのね
もっとネットで、口コミを隅から隅まで調べたらどこかに書いてあったかもしれませんが
そこまで調べなかったさかぐちが悪いのでしょうか
さかぐちがお客さまと打ち合わせをした際、ドラム式にしようか迷われている場合、
カタログに書いてないデメリットを必ず話します。
お客さまはみなさま「なるほど~それはそうかもねぇ・・・やっぱりタテ型にしよっ」と
おっしゃるのでした
メリット
あの~ここまで言っておいてなんですけど・・・誤解の無いように(笑)
ドラム式最大のメリットは乾燥機能にとても優れていることです
一日バリバリ外で働いていらっしゃる主婦の方、お忙しい方には非常に強い味方です。
「干す手間と時間が不要」ですし「干している間の天気の心配無用」ですからね。
ドラム式洗濯機が無くては困るとおっしゃる方も沢山いらっしゃいますしね。
※今回修理に来たS島さんが実際に数々のお客さまから聞いた話(笑)
結論
早い話、「洗濯機で多めの洗濯物を完全に乾燥させたい方」以外は、
ぶっちゃけ、タテ型の方がいろんな意味で快適です!という結論です。
はぁ~スッキリ
※あくまで、さかぐちと今回修理に来たS島さんの二人共通の感想です(笑)
(愚痴だらけの長文を)最後までお読み下さりありがとうございました