佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。



病院に勤務していますと、さまざまな方々から質問をいただくことがあります。



脳卒中後の方々であれば、リハビリ以外の質問として、「手術する人しない人どう違うの?」「救急病院ではどんな治療をするの?」などをお寄せいただいています。



わたしで返答できるものもあれば、主治医から説明を聞いた方がいい質問もありますので、質問の内容によっては他職種で検討することもあります。



さまざまな質問の中に、時々「治療しないとどうなるのか?」と言う内容もあります。



脳卒中発症後、すぐに救急車を呼ばずに、次の日に動きにくさが強まっててから病院受診したり救急要請するのは、このような疑問があるからかなとも思っています。



以前、ブログにて、脳卒中発症時に一刻も早く受診することを記しています。





脳卒中後、意識を失って倒れたり、呂律が回らなくなったり、手足が動きにくくなったりします。



ご自宅で過ごしている時や外出している時、このような症状が出た場合、一刻も早く病院を受診してください。



脳卒中であるかどうかは、個人では判断できないので、医師の診察が必要です。



医師による診断にて脳卒中であることが確定すると、その方に必要な治療が開始されます。



脳出血であれば手術をしたり、脳梗塞であれば詰まった血管を再び血液が流れるようにする治療を行うのです。



これらの治療は早ければ早いほど、後遺症を食い止める可能性が高くなります。



逆に初期対応が遅れると、脳のダメージを来たした部位の周りの神経にもダメージを来たし、症状が悪化する可能性が高くなるのです。



おひとりおひとりの脳のダメージの状況で治療の内容が異なりますが、発表から数時間しか行うことが出来ない手術や投薬がありますので、早い診察が勧められているのです。



脳卒中後、なかなか医療スタッフに聴くことが少ない質問内容だと思いましたので、簡潔に記しました。



皆さんのお役に立てれば幸いです。



☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました.。.:*☆