
みくるです
『こころやすらぐ日本の七十二候ぬりえ』を塗りました。
【秋分/次候】『蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)』です。
日一日の夜と昼の時間が長くなるなか、虫たちは早くも冬支度。
蝶の幼虫は鞘となり、クワガタやテントウ虫は土に潜って来たる寒さに備えます。
空気も澄み、月の姿もくっきりと。
現在の9月後半あたりに訪れる旧暦8月15日の月は、中秋の名月。
旬を迎える里芋をお供えすることから、「芋名月」とも呼ばれます。
【啓蟄/初候】『蟄虫戸を啓く』と対になっています。
冬ごもりをしていた虫や動物たちが、姿を見せ始める時期です。
「蟄」は冬眠している生き物を意味し、「戸を啓く」は、土の扉を虫たちが押し開く様をあらわしています。
と解説がありました。
『暦生活』さんのコラムで更に詳しくされています。
虫という字は元々、ヘビを象った象形文字で、本来はヘビを示す言葉でした。その後、人、鳥、魚、獣のどれにも属さない生きものをさすのに使われるようになったようです。そういえば蛙(かえる)、蜥蜴(とかげ)には虫編がついていますし、蝦(えび)、蛤(はまぐり)、蜆(しじみ)など、甲殻類や、貝類にも虫の字が使われています。
貝類に虫の字が使われることを不思議に思っていましたが、こう言う意味があったのですね。
七十二候の春と秋に登場する「蟄虫(冬ごもりする虫)」は、虫だけでなくカエルやトカゲを含む、と説明されていることが多いのですが、本来は、ヘビを始めとする両生類や、爬虫類をさしていることを知っておいていただけたらと思います。
本来は両生類や爬虫類をさしていることも知りませんでした。
コラムを書かれている高月美樹さんは動植物に向ける眼差しが温かく、いつも素敵な気付きを下さいます
監修をされている『365日にっぽんのいろ図鑑』はインスタで紹介されているのをよく見ています。
色の名前も日本の自然も美しいなあ

色鉛筆による塗り心地の違いが気になっているので、今回はこの本では初めて『コーリン色鉛筆』で塗ってみました。
ツルツルした紙に塗るとマットな感じになりました。
「コーリン色鉛筆」を使うと滑らかに仕上がって綺麗なのですが、ザラつきのある紙に使って紙の目を残しつつサラッと塗るのが好きです。
表現が難しいのですが、紙に持って行かれる感じがして手が疲れました
でも久しぶりのマンダラを色合わせを楽しみつつ塗れて良かったです
昨日も今日も雨模様で肌寒いですね。
みなさま体調に気をつけてお過ごし下さいね
見て下さってありがとうございます
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