新年あけましておめでとうございます。本年もあおい歯科のブログを楽しんでいただければ幸いです。

新年1発目は・・・カンジダ問題やら腸管の話やら今後の展開やら考えていたのですが
許せないCMが流れていたので先に書かせていただきます。
このブログでも最初の方に書かせていただいたので再掲載しながら書き込んでいきます。
暫くなりを潜めていて、ニッポン放送の告知でお砂糖を何とかかんとかする会
(記憶があいまいです。すみません)ぐらいかと思っていたんですけどね。
これもいつか乗り込んでめった切りにしてやろうかと思っているんですけどね。
さてCMではどこぞの学者だか教授だかがでてきて
訳のわからない構造式を出してきて(笑)

脳の唯一のエネルギーはブドウ糖です。

脳はブドウ糖をためておくことができません。

砂糖はブドウ糖と果糖でできています。

だから砂糖を摂りましょう。


とういう無理やり三段・・・おっと四段論法

ためておく事が出来ないって・・・?
えっ?
じゃあ、一日中飴玉しゃぶってろっていう事?
はぁ?
バカでしょ?


ていうかね、ブドウ糖=砂糖にしちゃってるし
ご飯だって、蕎麦だってパンだってうどんだってパスタだって、イモも、ニンジンも
大根も糖質ありますから


このCMに出ている人だれだったのかな?
HDに録画している中にあればいいんだけどね。
こんな人のいる大学には自分の子供は入れさせないぞと思ったりもするのですが?
グリコーゲンも知らない人がCMをやるんじゃない!!と思うのは私だけじゃないはずですよね?
と思って調べていたらyoutubeに載っていました
http://www.youtube.com/watch?v=KE_p6qNd0oI
以前JAROに警告出されたCMって多分これでしょ?年末に一回見ただけでね、
その後見ていないからヒットアンドアウェイで逃げた感じなのかな?
とにかく砂糖のせいで糖尿、肥満、虫歯、歯周病はもちろん
副腎疲労症候群、慢性疲労症候群、うつといわれているもの(私はこの病名を認めません)、統合失調症といわれているもの(この病名も認めていません)、低血糖症(これも認めていません)、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、肩こり、PMS、生理が重いのだってこのせいかもしれませんからね。
もちろん他にも原因はありますから砂糖をやめれば治るというわけではありませんがね。
まずやれることからやろうとするならば、砂糖をやめることからじゃあないでしょうか?
とにかく原因不明で片付けられて苦しんでいる人がたくさんいるんです。

今回のCM、その裏側を探れば特保に代表される一般の方々の砂糖に対する拒否反応が脅威になってきているんでしょうね。

とあるスーパーのコーナーですがダイエットコーラの方が面積が多いというね(笑)
これはこれで危険なんですけどね。人工甘味料を日常的に摂り続けると神経やられちゃいますからね。
普通のコーラが2面、ゼロが3面使っています

さてさて、砂糖がなぜいけないか
ブドウ糖、砂糖に代表される単糖類、二糖類は構造が単純なため血液に吸収されやすくなっています。
すなわち血糖値の急激な上昇です。
そうすると脳は危険信号を送って膵臓からインシュリンを出して血糖値を下げます。
しかし、吸収が早いため今度は血糖値が下がりすぎてしまい
今度は副腎からアドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾール等を分泌します。
アドレナリン、ノルアドレナリンは感情に関与してキレやすくなったり落ち着きがなくなったりします。
その他にもいろいろな副作用があります。副腎刺激しすぎてこれらのホルモンが出なくなってしまった時には目も当てらら得ない状態になっているでしょう。
さて、血糖値ですが通常は80~100程度(食後2時間でも140程度)で一定にしようとするのでいくら砂糖を摂っても一瞬は血糖値が上がりますが残りのあまった糖分はグリコーゲンという形で肝臓にたまったり脂肪として体に着いてしまいます。
かえってゆっくりと消化吸収する低GIの食べ物のほうが供給が安定していて良いのです。
ブドウ糖はご飯とイモ、根菜類を食べていれば十分安定供給されているはずなんです。
そこで安定供給されていないとすればその理由を探るのがわれわれ栄養療法をやる人間の役割だと考えています。
もう一つは単純な糖質だから危険なのです。
糖は糖としてだけで働くのではなく様々なビタミン、ミネラルを絡めて働きます。
どこから奪うか?
他に使うはずだったビタミン、ミネラルを奪います。
骨を作ったり神経、神経伝達物質を作ったり、
このような作業の邪魔をします。

こちらも参考にしてもらえれば幸いです。
私の以前のブログです
砂糖擁護派のHPhttp://ameblo.jp/aoi-shika/entry-11196368104.html



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副腎疲労症候群、慢性疲労症候群、カンジダ症、セリアック病、ノンセリアック病、リーキーガット症候群などでお困りの方もご相談ください。お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック