変革への第一歩 | 経営コラム 「持続的な利益と成長を生み出す着眼点」

経営コラム 「持続的な利益と成長を生み出す着眼点」

本コラムでは、中小企業の「人と組織と財務」に関する内容を中心に、情報や私見などを、気楽にマジメにお伝えしています。

こんにちは、齋藤です。
今年はスタートからクライアントのサポート案件が集中し、また先月末からは新しいプロジェクトの
依頼も頂き、スケジュールを調整しながら気合いで乗り切ってきましたが、先々週の週末には39度の
熱を出してダウンしてしまいました。

幸いにもインフルエンザではなく、土日の休養で復活したので、スケジュールに穴をあけずに済んでホッと
しました。
自分が思っているほど体は若くないということを実感し、自己管理の甘さを反省した次第です。

さて、エジプトのムバラク大統領がついに辞任しましたね。
チュニジアに続き、中東で起こる民主化の波。
あっという間に数十年間続いた秩序が変わってしまう。すごい時代ですね。
秩序を崩壊させることによって時代が進化する、まさにこれが乱世だと実感しています。
また、日本国内でも既成政党の枠を超えた地域政党のうねりが起こっている。
統一地方選はどんなことになるのでしょうね。

このような現場レベルの動きは、企業においてはどうでしょうか。
中小零細企業においては、現場からのエネルギーが会社の風土や仕組みを変えるまでには、
まだまだいっていないようです。
現場の社員は、経営者に対して思うことがあってもなかなか口に出しては言えず、
一方の経営者は、現場をよく知らないから適切な指示に踏み込めない。
「これはおかしいんじゃないか!?」と経営者も社員もみんなが思っていても、なぜかそのまま変わらない
という変な現象も起きています。

自分がおかしいと思うことは、きっと周りにもおかしいと思っている人がいるはず。
少しだけ勇気を出して、口に出してみてはどうでしょうか。
気楽に真面目な話をすること、それが変革への第一歩です。
変わらなかった何かが変わるかもしれませんよ!