東洋医学というと、聞いたことはあったりなんとなくイメージできるけど、よくわからないという方が多いかと思います。
東洋医学とは、アジア諸国に発生、発展してきた医学の総称で、アーユルヴェーダ医学、中医学、韓医学、漢方などが含まれ、中国を起源とする東アジアの伝統医学を指す場合が多いが、東南アジアの伝統医学を含む場合もあります。
このように、それぞれの文化のなかで、発展してきた医学を”東洋医学”としてひとまとめにし
それぞれのエッセンスを東洋医学と紹介されるので、いまいち理解しづらいと思います。
日本では、2千年以上も前に中国で作られた医学体系を基に独自の発達をしてた、古典医学書に基づく漢方医学と、はり灸、あん摩、マッサージ、指圧などの鍼灸医学、両者を合わせて東洋医学と呼んでいます。
この中国で作られた医学体系自体にも、哲学的だったり、概念的な部分も多く 含まれているので、より”これが東洋医学”だということが難しいのかもしれません。
東洋医学としての医学体系による鍼灸治療の特徴は
・気の治療
・陰陽論
・五行説
などがあげあれ、基本的に悪い部分を治療して治すのではなく、全身調整による生命力強化、自然治癒力強化を目指しています。