こんにちは。

あおい堂鍼灸院の今泉です。

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唐突ですが、爆弾ってどうして爆発するのでしょうか?

もちろん私も爆弾について詳しいわけではありません。

でも何とか知り得る知識からいうと

爆弾には大まかに爆薬とそれを爆発させる発火装置で構成されるようですね。

その二つが連携してドカーンと行くわけです。

爆薬だけでも発火装置のどちらかだけあっても

それだけでは爆発しないんだそうです。

 

なぜいきなり爆弾の話をし始めたかというと、

病気もこれに似ていると思うのです。

病気はいきなり降って湧いて来たかのように発病する事って

滅多に無いのではないでしょうか。

まず病気につながる因子(爆薬)があって、

その上で発病させる切っ掛け(発火装置)が発病(爆発)させるように思えます。

円形脱毛症もこれと同じだと考えています。

因子(爆薬)は生活にまつわる様々な事柄です。

生活習慣と言い換えても良いでしょう。

これは多岐にわたるので特定が非常に困難です。

何故かというとあまりにも生活の中に溶け込んでいて

当人からすればごくごく当たり前すぎる事柄な場合が圧倒的なのです。

「まさかそんな事が円形脱毛症につながるなんて」くらいの事柄です。

でも今までの経験から案外多く思える事柄は……。

飲食に関連することが筆頭です。

特に胃の疲労は影響大です。

甘い物または辛い物の多食。

常に胃を働かせてしまうような食べ方(空腹を感じなくなるような間食など)。

冷たいもので胃を冷やすこと。

などなどです。

これらが有る生活を続ける(つまり生活習慣)と因子(爆薬)の蓄積になります。

その他にも肩こりも言えます。

凝りたくて凝っているわけではないと思いますが、

現実的には肩こり習慣も円形脱毛症発症の因子だと考えています。

 

一方で円形脱毛症の発火装置(切っ掛け)は何でしょう。

此方のほうは爆薬(因子)に比べると比較的分かりやすいのが特徴です。

一番多く言われるのがストレスです。

生活の中に特異点的にポツンと存在するイベントで記憶に残りやすいからです。

その外にもこのブログで書いてきた

飛行機やアイスの多食や酷い風邪ひき、

他には実際に見てきた中で多量の飲酒(1度きり)なども発火装置(切っ掛け)になります。

完全な私の私見を怖がらずに言うならば、

もっと細かい事柄、

例えば足の小指をタンスの角にぶつけたとかも発火装置(切っ掛け)に成り得ると思います。

何故かというと来院される方を見ていると

足の爪が内出血をしているような事が通常よりやや多いように感じたりすることがあります。

あくまでも雰囲気という以上のものではありませんが、

治療家としては着目すべき点として重要な気配を感じています。

 

と、少し戻って発火装置(切っ掛け)の話でアイスが出てきました。

先ほど因子の話で胃の疲労云々でもアイスは出てきました。

そうなんです。

物によっては爆薬にも発火装置(切っ掛け)にも成り得る性質のものがあります。

前回の記事では気の突き上げについて書きました。

気の突き上げも同様に爆薬(因子)にも発火装置(切っ掛け)にも成ります。

飲食の部分で辛い食べ物を挙げました。

例えば辛いカレーライスなどを食べると顔から汗が噴き出る方がいます。

これも気の突き上げ現象なのです。

辛い物を食べて膝から汗をかく人などは見たことがありません。

いや、いらっしゃるかもしれませんがその時は顔や頭からも汗をかいていると思います。

これは身体の上部に変化が生じている証拠です。

つまり辛い食べ物は身体の上部に作用する=気の重心が上がっている

=気の突き上げなのです。

辛い物がお好きで日常的に常食している方が例えば風邪をひいたり

強いストレスを受けたりして新たな気の突き上げが生じた場合、

爆薬(因子)と発火装置(切っ掛け)が揃います。

 

そして爆薬(因子)と発火装置(切っ掛け)が両方揃うと爆弾(症状)が爆発(発症)します。

爆発(症状)の規模はそれまでに蓄えてきた爆薬(因子)の量によります。

 

円形脱毛症は長引くものになると生えたり抜けたりを繰り返します。

それは発症しながらも新たな爆薬(因子)の投入や発火装置(切っ掛け)の

再起動が起きていると考えています。

例えば発火装置(切っ掛け)として強いストレスなどの場合を見てみましょう。

ストレスの性質上1度っきりしかおきない事柄などがあります。

死別や突然のアクシデントなどです。

1度しか起きないのですが、

その後も強い衝撃であればあるほどその方の心の中では

あたかも目前で再び起きている出来事のようにオートリピートされてしまうのです。

この場合発火装置(切っ掛け)がチカチカと何度も火花を散らしてしまいます。

 

ではこのような場合、

円形脱毛症は治癒しえないのか?

それは否です。

冒頭で爆弾は爆薬と発火装置で成り立つと書きました。

逆に言えばその二つが揃わなければ爆発しない、出来ないのです。

どちらかで結構(ただできれば爆薬のほう)なので、

少しでも減らすことが無難に導きます。

ただこれは現在の生活を捨てて逃避することではありません。

言い方が難しいのですが逃避は新たな爆薬(因子)や

発火装置(切っ掛け)を作り出すことが多いです。

その為にご自身の生活を根底から見直してみていただきたいのです。

『あなたが治るために』です。

 

此方も見てみてください!

円形脱毛症についてもっと詳しくまとめてあります。

※上記サイトはリニューアルのため令和元年9月中旬よりリンクしています。

 

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