長い正月休みの代償に仕事が溜まってしまった、というのはうちの職場だけではないでしょう。
後れを取り返すべく業務に打ち込む弊社一同がふと手を止めたのは仕事に飽きたからではありません。
なんだか会社周辺に物々しい空気を感じたからです。
うちの会社は雑居ビルの一階をまるっと借りてて、道路に面した壁は一面硝子戸になってます。
つまり外の様子が丸わかり(うちの様子も外から丸見えなのだが(;^_^A)
目の前の道路に消防車が止まりその後ろには救急車、警官らしき人も居て物々しさが半端ない。
救急車を呼んだ人がビルの上の階の人だと消防車も来る(運び出しにはしご車を使う)ことがあると知っていたので、ご近所で誰か急病人でも出たのかな?と最初は簡単に考えてました。
担架が出てきた辺りで、『あ、ご近所じゃない。うちのビルの上だ』と気が付きました。
上の階は事務所や住居やらが入り混じっているのです。
興味津々に見てたら消防の人が
「すみません、はしご掛けさせて頂きます!」
と梯子を持ち出してきたのです。
どうやら窓をぶち破って突入するつもりらしい。
警察の人に頼まれてビルを管理してる不動産屋に電話したのですが、誰も出ない。
お住まいがすぐ裏だったので先輩が呼びに行ってくれたらすぐに合い鍵を持ってきてくれました。
(『ガラス割らないでー!』と慌てて来たらしい)
要約しますと、上の階の一人暮らしの方と5日連絡が取れないとお友達が通報したそうですが、結果は間に合いませんでした。
警察の方から住人さんの様子を聞かれましたが、お顔も分からない方だったし、うちもお正月休みで誰も居なかったので何も協力できませんでした。
お友達が早めに気が付いてあげれただけ良かった。
そう思うようにしてます。
自宅のマンションでも親が知ってるだけで2件の孤独死がありました。
もう驚くほど珍しい話ではないでしょう。
独女の私としても他人事ではありません。
何かの時にすぐに気が付いて貰えるよう、友達とは密に連絡をとっておくべきだなぁと思いました。
あとブログも定期的に更新できるように頑張ります![]()
正月から自分の今後をリアルに考えさせられる出来事に遭遇した司さんでした。