緊急事態です。
正直に書くと、過去にも何度かこの話題をしました。
なんなら、女子の9割はこの話題を口にします。
そんなよくある話題で申し訳ないですが、言わせてください。
ダイエットしないとマジヤバい
SNSしてる人なら一度は口にしてそうな、擦りまくられた話題です。
でも本当にまずいんです。
ひと夏で3キロ増なんです!!
なんとか服は入るんですが、長時間座ってる(事務仕事)してると下腹が圧迫されて苦しくなります。
ストッキングがきついのかな~、なんて自分を騙してましたが違いました。
下腹の肉が増量してるせいでした。
膝を悪くしてからあまり筋トレやウォーキングをしなくなり、さらにはこの夏の暑さで休みの日に動きが鈍くなったことも大きな要因だと思います。
ただ最大の原因は、毎日のように会社でアイスのおやつが出されることだと思うんですよねー( ;∀;)
社長がアイス好きで、自分だけ食べるのもアレだから社員に勧めてくるんです。
(社長の実費で会社の冷凍庫に数種類のアイスが常備されてる)
気持ちは嬉しいんですけど、毎日は太る・・・。
しかし、暑い日の労働中に頂くアイスはめちゃ旨い。
このまま体重増えたら身体に(特に膝)に悪いし、本気で服が入らなくなる可能性も出てきます。
膝に負担がかからない程度に運動をこまめにして、アイスの誘惑も出来るだけ断ろうと心に決めて9月はダイエットを頑張ります。
やっぱ、舞台を定期的に観に行っていたときのほうが体重管理をしっかりしてたわ![]()
(推しの力は絶大)
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『モップの精は深夜に現れる』(著/近藤史恵)
前記事で紹介した『天使はモップを持って』の続編。
前回は梶本くんの会社の専属だったキリコが、今回は派遣の清掃員として様々な職場に出没して事件を解決に導く。
(何故キリコが職場を変えたのかは前作をお読みいただきたい)
キリコの素晴らしい点は不可解な事件を解くだけではなく、関わった人が心に抱える『生きづらさ』も解いてあげていることだ。
建物だけじゃなくて人の心の汚れまで取り払ってくれる有能な清掃員なのである。
実はこの本のあとがきで、筆者が続編を書くつもりはなかったことが明かされている。
前作において筆者自身がキリコの天使の羽衣を奪ってしまったからだ。
それで今作では天使には戻れないが妖精くらい名乗っても良いのではないか、ということで『モップの精』として再びキリコが我々の前に戻って来てくれたのである。
言われてみれば、前作と今作では少しキリコの印象が違う。
前作では怖いもの知らずで好奇心も旺盛で、傍若無人とまではいかなくもて我が道を行く強気なキリコだった。
今作もキリコの天真爛漫さと掃除への情熱、そして些細な事への洞察力は健在である。
ただ少しだけ、前ほどガンガンと持論のまま突き進んでいかないように感じた。
躊躇だったり諦めだったり迷いだったり。
ほんの少し、弱気な顔が覗いてる。
それはきっと、キリコ自身が『守りたい物』を手に入れてしまったからではないか、と私は思っている。
キリコの冴えわたる推理力や人心掌握術を楽しみながら、彼女の心の変化も感じていただけたら嬉しい。