電車に弁当連れ去られたー!
こんにちは。
お弁当いれてるミニトートを網棚に乗っけたら、うっかり忘れて電車を降りちゃった司さんです。
読んでた本が佳境に入っててね・・・。
メインのバッグは肩にかけたままだったから、猶更違和感なく降りちゃったんですよ。
乗り換えで別路線のホームに向かう途中で気が付いて慌ててUターン。
速攻で駅の忘れ物取り扱いの事務所に向かい、対応して頂きました。
過去に学習していたのが、使っていた路線の駅員室に向かえ、ということ。
それぞれの路線で担当が違うのか、同じ都営地下鉄のくせに『●●線の電車なら、そちらの担当の駅員室へ行ってください』って過去に言われた経験があったのです。
そこで時間をくったせいで、乗っていた電車が乗り入れ先の別会社の路線に入ってしまい、走行中は捜索出来ないって言われたことがあったんですよ。
今回はその苦い経験を活かし速攻で乗ってきた路線の担当窓口へ。
乗ってきた電車が何分発か分かっていたのも幸いして、すぐに先の駅に連絡して探して貰えました。
5駅くらい先の駅で保管してますけど、いつ取りに行かれますかって聞かれて、ナマモノだしこの時期だしとそのまま引き取りに行きました。
会社、こんな理由で遅刻(;^ω^)
うちの会社じゃなければ許されないな。
でまあ、今回の事案でうっかりしたことと別に自分がいい加減だったと思い知ったことがありまして。
どんなバックですかって聞かれて、紺色のバッグですって答えたんですよ。
確かに紺色です。
でも実際は紺地にピンクと黄色のストライプが入ってて、側面にブランド名(ただの英単語かもしれない)も入ってたんです。
もう何年も使っていたバッグだったのに、咄嗟に詳細が思い出せなかった自分に愕然としました。
(お陰で見付かった時に間違いないか確認とるのが難航した
)
自分の身の周りの物はしっかり記憶に留めるようにしなくては、と思った次第でありました。
(あと通勤電車で読書に集中し過ぎ注意)
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『古書カフェすみれ屋と悩める書店員』(著/里見 蘭)
古書カフェすみれ屋は、その名の通り古書店を併設しているカフェで、夜はビストロやバルのように本格的な料理とお酒も楽しめる店だ。
オーナーシェフの玉川すみれは37歳、なかなかリアリティのある年齢設定である。
彼女の相棒の紙野 頁(よう)は少し年下の32歳。主に古書店の運営を担当し、カフェが忙しいときは配膳や洗い物などの手伝いをしてくれる。
平たく言えば、このカフェの常連が悩み事を持ち込むと紙野くんが解決の糸口となる本をお勧めしてくれる、というコージーミステリーである。
四篇の短編なら成る本作はシリーズ二作目らしいが、単発で読んでも問題なく楽しめた。
紙野くんがお勧めする本の概要も書かれているので別の本も読んだ気になるお得感がある。当然自分の趣味嗜好とか関係ない本が出てくるわけだが、自分では選ばないであろう名作に触れれるチャンスでもある。
またすみれさんの作る料理も本格的でお洒落なカフェメニューも堪らない。
ただカタカナ食に疎すぎる私には馴染みの薄い料理も多々あり、知らない単語を検索しながら読み進めるときもあった。リアルに料理を想像出来る、という点では『ランチ酒』のほうが私には分かりやすかったかな(^▽^;)
お客さんの悩みと同時進行でお店にも変化や課題が訪れるので、様々な側面で楽しめる作品。
つい偏りがちな本ばかり読んでしまう私。思いもよらぬ本を紙野くんにお勧めされたいものである。