地元の資源ごみ回収の日ですが、あちこちでゴミ袋いっぱいの缶ビールや缶チューハイの抜け殻を見かけた司さんです。
暑かったら飲みたくなるよねぇ。
しかしみなさん、一週間にこれだけ飲んだの?って量を出されてびっくりです。
先週出し忘れたのか、家呑みをする人はこれくらいが普通なのか。
暑さの憂さ晴らしをお酒でしてるんでしょうねぇ。私もアイス食べ過ぎちゃうし(笑)
で、やっと暑さが落ち着いてきたと思ったら大型台風ですよ。
皆さん、対策はしっかりとってますか?
今朝がた、九州に本社のある取引先から臨時休業のお知らせが着ました。
正しい判断だと思います。
しかし速度が遅い!
天気予報を見るたびに直撃する日が一日、また一日と遅くなっていきます。
ジワジワ追い詰められてるみたいでイヤだわ・・・。
被害が少なく、速やかに済みますように。
それでは、今日も一日元気に笑顔で行ってきま~す('ω')ノ
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『ジャイロスコープ』(著/伊坂幸太郎)
伊坂氏の短編集。
元々はバラバラの冊子に掲載されていた為、ミステリー仕立てのものやバイオレンスちっくなもの、SFテイストにお仕事小説とジャンルは様々。
過去に読んだ『逆転ソクラテス』『残り全部バケーション』も短編集だったが共通してるテーマがあったから一貫性があった。
しかしこれは良くも悪くも『寄せ集め』なので、いろんな伊坂氏の魅力を楽しめる。
(そういえば私、伊坂さんの小説は短編集しか読んでないΣ(・ω・ノ)ノ!)
特に異質だったのが『ギア』。
謎の荒野で謎の生命体に追われるという荒唐無稽な内容。他にもいろいろと謎なことが多いお話でした。
逆に伊坂さんらしいと思ったのがサスペンス風の『浜田青年ホントスカ』。
登場人物に意図が見えぬまま進む話は最後にいくつものどんでん返しが待ち受けてます。
タイトルにも読み終わってから分かる別の意味が隠されていて・・・、と仕掛けは充分です。
他にも心温まる話や読後感がすっきりする話など並んでます。
一番好きな話は『一人では無理がある』かな。サスペンスのようなSFのようなファンタジーのような話です。
そして最後の書き下ろしはバラバラな短編たちをまとめる役割も果たしてます。
こういう後日談というかスピンオフ的な要素が含まれる話は私は好きです。
伊坂氏はときに全てを文字にせず、読者に答えを察して貰うような書き方をされることがあるんですが、私はどうも伊坂氏の思考回路を理解するには役者不足のようで(苦笑)
時に「んん?これはどういう意味?」「含みを持たせた書き方だけど、どっちの意味で解釈すればいいの?」となってしまうことがあるんですよね。
文書を深く読み解くことを意識しながら読書する癖をつけるべきかも知れません(^_^;)