猛暑、酷暑の日が続いてますが、皆様お元気でしょうか。
夜も蒸し暑く寝苦しいので、常に睡眠不足な毎日です。
少しでも睡眠時間を確保しようと寝る前のスマホや読者を我慢して早く寝るようにしてるのですが、そんな私の努力を台無しにする出来事が。゚(゚´Д`゚)゚。
上の階に新しく引っ越してきた人が夜中に意味不明な騒音を出しすのです。
以前から襖を力任せに締めるような激しい音を響かせてる人ではありました。
(一度二度くらいなら驚かないのですが持続的に繰り返し鳴らしてくれます)
煩いとは思ってましたが暫くすると止めるので注意するほどの迷惑さ不穏さもなく、また面倒事も起こしたくないので黙ってました。
ところが昨晩はついに夜中にもこの音を打ち鳴らし始めたのです。
日中ならまだしも、夜中の12時回って数分間隔で延々やられたら堪りません。
父が文句を言いに行ったのですが部屋から誰も出て来ず、暫くするとまたバシーン!バシーン!と音が聞こえてきました。
さすがにこの後は2、3回響かせて静かになったのですが、こちらはおかげで寝付けなくなり今朝も睡眠不足です。
そもそも何がどうしてあんな音を出しているのか分からないのが一番怖い![]()
これ以上貴重な睡眠時間が奪われるような事態にのらないよう祈るばかりです。
(そして涼しい職場で居眠りしそうになる)
おまけ
うちはボーナスが出ない零細企業ですが、代わりに昼食に鰻が振舞われました![]()
社長。ありがとう~~![]()
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『つまらない住宅地のすべての家』(著/津村記久子)
目次の次のぺーじには、舞台になる住宅地の地図(家の配置)と住民の一覧がある。
おかげで次々に登場する住民を混乱せずに確認することができる。
人の名前を覚えるのが遅い私には大変ありがたい気遣いだ。
全ての文章は三人称で書かれているが、主観になる人が度々入れ替わる。
主観になる人物は名前で、それ以外の人は名字で表記されるので『今は誰の心情で物語を見ているか』が分かりやすい。
物語は何の変哲もない昔ながらの住宅地のドン詰まりの路地を囲う住宅で展開する。
この路地に面した10件の家には、それぞれ年代の違った家族が住んでおり、それぞれに何かしらの過去と問題を抱えていた。
問題というか、鬱屈した事情が心に影を落としている。
失礼のない程度のご近所付き合い、そんなよくある住宅地の関係だった。
事態は、一人の脱獄犯がこの街に近付いて来ているという噂から少しずつ動き始める。
用心のために住民で自主的に見張りをする、という発案から、今までとは違った関わり方を始める住民たち。
そのうちに今まで見えなかった近所の顔が見えたり、自分の中の何かが影響されたり。
犯人は何のために脱獄したのか。本当のこの街に来るのか。
全てが終わった時、全ては解決されたわけではなかったが、それでも関わった住民たちは違った視点で自分の先を見ることが出来るようになっていた。
人と触れ合うことで生まれる何かに希望を持ちたくなる、そんな物語である。
