『青の祓魔師』京都不浄王編・千穐楽 | 逢海司の「明日に向かって撃て!」

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ご注意下さい!!私のブログは『愛』と『毒舌』と『突っ込み』と『妄想』で出来上がってます!!記事を読む前に覚悟を決めてくださいね(^^;。よろしくお願いします☆

大海くんの主演とあれば行かねばならぬこの舞台。

とはいえプレミアムチケットには手が出せず、一般席をゲットして千穐楽へGO!

チケット発見時になかなか良い席だぞ、と思ってたらプレミアムシートの隣でした(^^;


ある意味神席に近い場所で大千穐楽観劇スタートです。

(ネタバレ一部アリです。お気を付け下さい)


演者さんたちの成り切りっぷりに圧倒されながら舞台は進みます。

次の展開を早く見たいと思う反面、終わりに近づくのが寂しくて・・・。

なにせ『全力』という言葉がぴったりくる舞台でしたから。


不浄王編はこれが初見だったのですが、燐と志摩くんの「何番目に格好良い」のやり取りで、志摩くんはいつも「それじゃ●●番目は?」ってしつこく聞いてたんでしょうか?

途中からサッキー笑い出しちゃって、『●●番目は、あれだ、(困ってる)・・・、町田先生(←苦し紛れ)』『制作の早川さん』『チケットもぎり(だったけな?)の竹内さん』とか、もう適当としか思えない答えを言ってたんです。

毎回違う人を言え、とか指令が出てたのか、志摩くんのアドリブだったのか・・。


あと気になったのは、金造が子猫丸の頭をひっぱたくシーンで『ガンジーかっ!』って突っ込んだんですけど、子猫丸くん、それに反応できなくて。

で、金造が何度か『ガンジーかっ!』って突っ込んだ後に『すみません、存じ上げてません・・・』って消え入りそうな声で返事してたんですけど、あれもアドリブ??

DVDで確認するっきゃないですな~~。


とにかくキャストさんの役の入り方が半端なかった。

メフィストのアイルさんなんて取りつかれてんじゃないかと思うくらい。

驚いたのは『戦極BASARA』では可愛らしい慶次を演じていた伊坂くんが、あのごつい勝呂をすんなり演じているところ。

本当に役者様はすごいです・・・。


さてさて私の感想は置いといて。

カテコのお話でも。


とにかく盛大な拍手で始まったカテコ。

ダンサーさん、アンサンブルさん、キャストと出てきて、最後に燐と雪男。

と、最後のはずの二人が出てきたのに、二人はキャストの列に加わると後ろを振り返って呼び込みをします。(こんときの大海くんのやんちゃな笑顔!)

演出の西田さんでも出てくるのかと思いきや、昨日に千穐楽を迎えていた覚醒編の朴朔子、アマイモン、イゴール・ネイガウスが揃って登場!

客席が一段と盛り上がります。

アマイモンとイゴール先生は雪男や燐たちとハグしてから右端に並んでました。

(個人的にはメフィストとアマイモンのハグが見たかった・・・)


その後も鳴り止まない拍手に嬉しそうに困る燐、というか、大海くん。

この時点で若手のキャストはもれなく目が赤かったです。

伊坂くんはすでに頬に涙が流れてましたし、はねゆりさんと富樫あずささんもやばかったです。

もちろん、大海くんもけっこうきてました、が、ここは主演。

しっかりとご挨拶です。(涙で声が少し出しにくそうでしたがね)


大海くんはこの『雪村燐』という役がとても大きく、一時期プレッシャーになっていたときがあったらしく、(それは燐が青い炎の大きな力に翻弄されていたのと重なるようで)、稽古場に行けないくらいになっていたことがあったんだそうです。

でも稽古場までなんとか行ったけど、稽古場のドアが開けられない。

そんなときに内側から開けてきたのが、雪男役の井上くんだったそうで。

燐もそうだけど、自分も周りのみんなに助けられ支えられてこの舞台に挑めた、というようなことを言ってました。(詳しくは覚えてないから雰囲気で受け止めてね)


そして一同で礼して、最初のカテコは終了。


むろん拍手は止まらず再びキャストが舞台上に勢揃い。

ここでおもむろに、っていうか、ちょっと雪崩式だったんですがスタンディングオベーションとなりました。

それを見て、キャストの皆さんがさらに涙ぐんだり・・・。

舞台上のキャストさんのお顔を見てるだけで、本当にこの舞台に全力で挑んでこられたんだなって分かりますよ。


で、大海くんから、何人かのキャストからご挨拶を、ということで、まず指名されたのが「おっさま」こと勝呂達磨!

指名されたほうは「俺?」とすごく驚いてました。

引き続いて杜山しえみ役の富樫さん。

本当に周りの人に支えて貰いましたと涙しながら共演者スタッフに感謝を述べてました。

さよならというと寂しいから、またね、って挨拶しますって。可愛いのぉ。

そして最後に雪男役の井上正大さん。

(実はダブルで出てきたときに伊坂くんと大海くんがアイコンタクトしてるふうだったんで、伊坂くんのご挨拶が来ると思っていた私。違ったのね)

井上くん、挨拶しながらおもむろに胸元に手を入れるから何か出すかと思ったら、


「・・・(期待しても)何も出ないですよ?」


と一度は何も持ってない手を晒したんですが、その後すぐに


「眼鏡はあるんですけどね」


と噂の「雪男眼鏡」を出します(笑)

ファンから『ちょーだーい』って声がかかったのですが、


「一つしかないですからねぇ」


と勿体ぶるとこれまたファンが『いっぱい持ってるでしょ~』と声かけ、すると。。。。


なんとコートに隠れていた太ももに取り付けていたカバンを出してきました!

中身はもちろん、『眼鏡』


それを客席向かって投げ込む雪男。

けっこう遠くにまで投げ込んで、というか、二階席にまで届いてましたよ!


大海くん、この展開に爆笑。
笑い転げてひっくり返っちゃうくらいです。


手持ちの眼鏡を全部投げ込んだ井上くんに、笑いを堪え切れない大海くん。


「本当に、お前が雪男で良かったよ!」


それから客席に向かって、その理由を説明。


「あのね、これで二度目なの。

俺が稽古場でメソメソしてたら、こいつがすっごく変な稽古着で来てさ。

なんだろ、こう、タンクトップみたいな変なの」


その辺りで井上くんが眼鏡の入っていたカバンで大海くんをパシってツッコんでました。

(キャストの何人かは、その稽古着が思い当たったようでした(^^;))


「俺、それ見たら、なんか楽しくなっちゃって、あの稽古着見たいから稽古場に行こうって思うようになってんだ」


いわく、そうと分からないことでも誰かを助けたりしていることもある。

逆に助けられていることも。

それは今回の舞台のキャラクターたちにも通ずるところがあるのではないか、というお話でした。

それから大海くんが、もう一度、ここに居るキャスト、後ろに並んでいるダンサーやアンサンブル

皆さん、制作のスタッフさんや加藤先生、演出の西田さんに大きな拍手を!と言われたのでみんなで大拍手。

そのうちキャストの何人かが袖をチラチラと覗き始めます。

どーやら西田さんを引きずり出したかったらしく、伊坂くんや若丸さんが下がって探しに行きました。

(結局出てきてくれませんでした☆)


最後に挨拶する前に、キャストで手を繋ごうって雰囲気に。

ちょっと照れながら手を繋いでいく面々、の中、ぎこちない二人。

はねゆりさんと伊坂くん。

手の繋ぎ方がどうもしっくりこないで、何度かやり直し、最後はカップル繋ぎになってました( ´艸`)

こーゆーのが可愛くて仕方ねェ!


んで、挨拶の掛け声なんだけど、大海くん、うまく決まらない。

大海くんが一言かけてから一同で『ありがとうございました!』となるはずが、そのきっかけの一言で他のキャストが動けず。

仕方ないので、『本日は』で繋いで居る手を上げて『ありがとうございました』って挨拶する(ちょっと違うかも汗)ってことになり、なんとか綺麗にお辞儀出来ました。


客席に手を振りながら去っていくキャストの皆さん。

燐と雪男も最後に並んでお辞儀。

このときにお辞儀の仕方が違うのがツボですね~。

だけど客席も諦めない。

終らない拍手の中、三度目のカテコです。


基本、メインキャストが前列、ダンサー・アンサンブルの方が後列に並んでいたのですが、達磨役の大橋さんが後列も前に来い!って引っ張って来て、それを合図に他のキャストも自分たちの間に入るように指示。

出演者が全員一列になったらぎゅうぎゅうでしたが、みんな満足そう。

そこで今度は肩を組み始めたのですが、狭いもんだから上手に組めない。

なんとか肩を組んで最後にお辞儀。

このとき肩を組みそこなってキャストの間に入り込んでいた小柄なアンサンブルさんを、吉岡さんやらが舞台から落っことそうとじゃれてました。


そして本当にこれで終わり。

みんな温かい笑顔を客席に向けながら去って行きます。

最後に残った燐と雪男。

ハグしたように記憶しているのは私の妄想か?

(誰か答えを教えて下さい)


こうして、舞台『青の祓魔師』は全公演を終えました。

素晴らしい舞台だったと思いますし、可能ならもっと回数多く見たかった。

カテコで大海くんはもっと沢山話してくれていたのですが、頭が興奮状態だったのでよく覚えてなくて・・。

伝えきれなくて申し訳ないです。


さて後はDVDの発売を待つばかりですね。

もっとこの世界に浸っていたかった、ていうか、日常に戻るのがいやじゃ~~。